PHOTO & WORD : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)
SPECIAL THNAKS:Clark Sopper (Roundcat)
■Introduction
Tokyonurの10年。それは被写体となってくれたOwnerやCommunityとの自然かつ偶発的な、ある種の軌跡とも言える出会いの連鎖あって成立したもの。
Tokyonurは、Policyとして自ら被写体を募ることはせず、一期一会の必然的な出会いから誘われるPhotoshootしか行っていない。その結果、想像しえないほど濃密な関係性を気付くことができ、細々とではあるが10年間も続けることができたわけだ。
Roundcat – Clark Sopperの協力得て実現した今回のEventは、Tokyonurの10年のPhotographの総括、Tokyonurの人生における自動車愛のPieces、Tokyonurの濃度高めのFood&Hospitality、これら全ての要素でTokyonurが体験してきた世界に誘われる、五感で感じるExhibitionとして開催。
■Photograph
6つのCategoryに分類したPhoto Exhibition
STREET
・Melvin’s 240SX – Pequod’s Pizza → “Visit Chicago” // Final Bout Gallery 2019 Coverage. Part 1.
Final Boutが開催される、Wisconsin ShawanoにあるUSAIR Motorsports Racewayへ向かう前に、Illinois Morton GroveにあるPequod’s PizzaにEntrantが集まり、Deep Dish Pizzaを喰らう。NY Styleと異なりHeavyに見えるが、実はペロリといけちゃう。
・Mitsumori’s KE70 Sprinter – TOHOKU EXPWY → ROCKN’ (CO) ROLLA – MITSUMORI’S 1979 TOYOTA SPRINTER at NIKKO CIRCUIT
・Team Freees Ishi’s Onevia – TOMEI EXPWY → Chapter 1 – Prologue // Final Bout : Special Stage Japan 2017
・Serialnine Gerard’s Aristo – Chicago → “Visit Chicago” // Final Bout Gallery 2019 Coverage. Part 1.
・Cody & Yosuke’s FD2 – Daikoku PA → California Osaka Tochigi… // FD2 Night Meet at DP
・Larry Chen’s R34 “YOKOHAMA TIRE” GT-R → Kalifornialook Morning Cruise Sideshow at The Port of Misaki
・Team Lowbrain – “BUDO-NO-KI” → Chapter.01 // SLY Summit 2019 Yaba So So やばそう走、、、、at Sports Land Yamanashi
・Raul’s HR31 – The Chronicles Year10 → Year10 Anniversary Meet // “Passion First, The Rest Will Follow” – The Chronicles
・Kobayashi’s DC2 – kday_c10 → Celebrating 10th Anniversary // Kday!! Chapter.10 at Sports Land Sugo
DRIFT
・Kawabata’s 35RX SPEC D – 13 Gochi Daiba
Masatoの35が最も衝撃的でCoolだった時代。強力なe Brakeを用いた超高速Approachを、SS 1/40でShootingしたMoment。2015年に撮影した古い写真で、Hardwear/Softwear共にGrass Roots PhotographerらしいPassionだけで成立している1枚。
・Autofactory Realize – Final Bout → Full Story “Final Chapter” // Final Bout Gallery 2019 Coverage. Part.3
・Team Kunny’z Mark X GR – Tsukuba
・Team Freees – Final Bout → Morning Session // Final Bout : Special Stage Japan 2017
・Team ISSEI-FUBI 180SX → NEXT GEN // Wonder Games Track Day 2023
・Ishikawa’s AE86 Levin → Past Present & Future // WEKFEST JAPAN 2023
・Ueno’s AE86 Levin → Ito Auto Service So-Ko-Kai at Nikko Circuit
・KASSO SUBASHIRI → SHOWA So Ko Kai At Mobara Twin Circuit
・Watarun AE86 Levin – SLY → SLY Summit こわれ走、、、(Koware-So) Chapter.2 // Home of Drift, and Ikaten. Everything Started From Here in Sports Land Yamanashi
MOTORSPORTS
・Haribo Racing – Nurburgring 2015
頻繁にNurburgringを訪れていた時代
・GT-R GT3 – Nurburgring
・Civic Heritage – Honda Collection Hall → Civic World at Honda Collection Hall
・Manthey Racing 991 Cup MR – Nurburgring
・GT World Challenge – Okayama → GT World Challenge Asia Okayama 2023
・BATTLELEXUS – Tsukuba → Attack Tsukuba 2024
・CONCEPT136 – Motegi → idlers12h 2020
・HKS R32 Gr.A – FSW → HKS Premiumday 2018
・The Check Shop Legendary Yellow → idlers Sprint 2017
OFFROAD
・HINO 600 Dakar – Test Track → Art of Dakar // Hino Team Sugawara Test Day
過去最大級の被写体。幼少期からDakarに憧れ、日野自動車に就職し、Dakar参戦の道を切り開いたYujiの物語。
・Hanawa’s Legendary AWD Buggy – Kamisu → Motor and Surf Scramble 2016
・The Check Shop F150 Raptor – Kamisu → Motor and Surf Scramble 2016
・Grave Digger – Monster Jam → The V8 Symphony // Monster Jam 2019 in Japan
・Mozu’s Smily Acty – Kamisu → #TOKYOPRERUNNER // Dirt Dependence Party 2024 Series
・Tokyonur Spec Element – Naeba → Tokyonur Winter Club 2023
・Kageyama’s Volvo 240 – American 4×4 vs JDM Compact vs Scandinavian Viking // Tokyonur Winter Club 2022
・Naotake’s Silverado – DDP Extra Stage // NASC Offroad Meeting at Myoko Resort
・Mizunashi’s Tacoma – Madarao → Tokyonur Winter Club 2023
LEGENDS
・BBL R34 – FSW → Built By Legends MINE’S R34 GT-R
2019年Startした、日本のLegendary Tunerと、Materialの名工の技術を高水準な規格で仕立てるBuilt By Legends。そのBBLが2023年にBuildした究極のR34 GT-R。多くのAfterparts Brandが制作しなかったR34のFront Bumperを、New ProductとしてDesignした。美しい夕陽なぞ見慣れているはずのCalifornia在住のLarryですら、この美しいSun Setに慌てふためきShutterを無心で切る姿が印象的だったMoment。
・Legend Niikura & DK – Sodegaura → Built By Legends // Mine’s R33 Skyline GT-R
・BBL R33&EG – BBL HQ → Built By Legends // Mine’s R33 Skyline GT-R
・Mine’s R34 Hondemo – Mine’s HQ → Built By Legends MINE’S R34 GT-R
・Spoon Civic Collection – Type One → SPOON COLLECTION 2024
・BBL R34 WH&BL – FSW → Built By Legends MINE’S R34 GT-R
・BBL EG → Ebisu → Built By Legends SPOON Civic EG6
・Sponn Civic FK8 Sodegaura → “Spoon-ism” 2023
ROUNDCAT
・RoundCat x BBL – Tsumagoi → RoundCat Rally 2024 // Japanese Expedition Vehicles
7年ぶりに復刊を遂げた、日本のLegendary Motor Culture Photo Magazine “モーターヘッド”に進出を遂げたRoundCat Rally 2024でのMoment。日本のKei規格、Kei-Sports/Kei Tall Sports/Kei Truck、3つの要素が詰め込まれている。
・RoundCat N-ONE RS – BBL HQ → RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”
・RoundCat N-ONE RS – Nikko FAMIMA → RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”
・RoundCat N-ONE RS – Gunnma → RoundCat Rally 2024 // Japanese Expedition Vehicles
・RoundCat S660 (Spoon) – Maniwa Sokusai
・RoundCat N-ONE RS – KANETSU EXPWY → RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”
・RoundCat ACTY – BBL HQ → RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”
・BBL Beat – Tochigi Country Side → RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”
COLLECTION & PARTNERS
・Nurbugring/モーターヘッド Tabard
Camera Gearや愛用しているCamara Bagなどの展示も考えたが、見て楽しめるCollectionとしてこのアイテムをSelect。
・Motocompacto
北米で発売された瞬間に、日本1号車として輸入を検討するも、なんらかの不具合が発生したケースに備え、Bug Fix期間として1年間保留することに。来る2024年、MSY TradingでメーカーにLithium Batteryの証明書類を発行してもらう正しい手続きを経て日本上陸。納車日にそのままS&Companyへ。
偶然居合わせた、Art Factory Sawada氏ともDiscussionしたのち、梨地のMaterialの関係で、自動車用のWraping FilimではないFilmをSelect。
OriginalのMotocompoが自動車とのSetありきのConceptであったため、TokyonurらしくElementとMotocompactoの一体感が出るようなCollar Combinationを再現。
・Motocompo
今回のMotocompactoの展示にあわせ、”チェックマニア”ことikeda-sanの手による、Ultra HiQuality BuildのMotocompoあらためNURCOMPO。
Ikeda-san Hand CraftのDecale類をはじめ、狂気の仕上がりに来場者は呆れかえっていた・・・
・Tokyonur Element Choro Q
Modelcars Magazineでお馴染みのKentaman作成による、NUR Spec Element。
Hino Team SUGAWARA
PLAY ZONE
・Slotcar
Hendrick Motorsportsから直で購入したDigital Circuitを、Analog Carsでも走行可能とするためにAnalog化。
おきて破りの右回りOvalだったが、未就学児をはじめKidsやオトナ達も夢中になり、終始ヒトが絶えないアソビ場であった。
RCほどControlが難しいわけではない、SwitchのON/OFF操作だが、減速しないとCornerで飛び出してしまう、分かりやすい学びを楽しんでくれたようだ。
今回持参した車両はCollectionの極一部だが、SlotcarはGr.5や狂気なHistoric Carなど、一般的なModer Carでは販売されない、Deepな車両が生産されているので、Miniature版のGoodwoodもとい、Motor Cultureの縮図として学びもあり、ヲタクもピュアな童心をもつKidsも楽しめるので、あらためてこの文化の広がりを期待したい。(京商さん本気だしてよ・・・)
・GT7
エモいElevator Musicに過去作を懐かしむ映像にはゲンナリしがちな現代だけど・・・
RoundCatが現在CoordinateしているSupra GT500 Projectの連想させる”AI有名人Race”に夢中になるKidsが多かった。
FOOD & HOSPITALITY
・PIZZA SLICE TOKYO
これまで、Pizza Slice DaikanyamaでどれだけのCar Guyとの出会いを経験したか計り知れないほど、TokyonurにとってPizza Sliceは重要な存在。
今回は、Pizza Slice CommissaryでBakeされた、TokyonurのFavoriteな味覚を3日間にわたり提供。
最終日はFrozen Versionを提供
・Fuji Soba
冬季限定のため、発売日にニュータッチ直販サイトから4Case購入するぐらい、”実際の店よりもオイシイ”という、本末転倒な味覚を披露してくれる、JDM Food。
・Hot Drink & Oden
RoundCat Democar
・ACTY Crawler
帰り際に ”え!6輪!” とウッカリ気付くヒト・・・
“これ、改造の公認取れるんですか?” と、Honda Factory Specの6輪であることを知らないヒト・・・
“6×6じゃないんですか?” と、2nd AxleがCrawlerのTensionerの役割を果たすだけの、非駆動輪の6×4であることを知らないヒト・・・
軽自動車向けBody KitのTop BrandであるBLAX代表取締役のUeda氏にはご来場して頂きたかったですね(笑)
■Day1
Simulator Kiwami勢の4AG Club Take-san Attendのもと、4AG Club G-manは”ドリフトできねーし!”と、まぁでしょうね・・・というのが現実の感覚をAdjustしにくいのがGTのDrift。
そして、お二方、お花ありがとうございます!
かねてから交友のある、NYのScarr’s PizzaのScarrが自分でPizzaを家庭用Ovenに入れてRe Bakeさせる姿が実に微笑ましく、翌日Pizza Sliceの職人にそのMomentを見せると爆笑していた。
ScarrのFanも非常に多く、翌日にGalleryを訪ねた元fatlace PaddockのE36でお馴染みのMichaelも会いたがっていた。実際にNYの店舗に行ったことがあるらしいからね。
TokyonurもRoundCatも想定外だったのが、Hotel高級Teslaハイヤー、香港PlateのEnthusiast軍団、筑波帰りのMetal Pad Noisy CIvicなどなど、正確な来場者数は分からないが、80人前後の自動車文化を愛する世界中の人々がOpening Partに駆けつけてくれた。
■Day2
オトナのKidsも性別問わずハマるSlotcar
Realな理想のAE86をBuildしはじめるWatarunの姿もあったり・・・
fatlace TVのClassicなMovieを眺めていたら、このHellaflush Hawaiの映像にオレとオレのxbが映ってる!っと今となってはただの日本人と化しソッチのヒトだということを失念しがちな、Lowbrain John-kun・・・
右端で下を向いているのがJohn
懐かしい~
Team Freees?
Ryohei-kunが”Freee’sだった”ということを知らないというヒトもいれば、まだFreee’sだと思っていたヒトもいたり、そこらへんの歴史的背景を踏まえつつSLY Summitの過去の映像を一緒に見ると、”あーあの時かw”と色々と話題に尽きない夜であった。
Day2は、fatlace PaddockでInternとしてかつて働いていた、Michaelやその仲間達が多く遊びにきてくれた。いわゆるKenny’s Worldの愉快な仲間達だね。
■Day3
最終日も多種多様な人々が集まってくれた。
Gran Turismoのon-lineな仲間達。(自虐的呼称 #GTKids)
20年超えのOutdoor仲間が来場してくれたが、彼らが訪れても異文化で孤立するわけでもなく、ここ数年Tokyonurが趣味のCategoryを超越させた、冬季3泊4日Super Campを開催していることもあり、”あぁ!あの時の野営で!”とそれぞれが繋がっているのが、実に興味深い。来場するタイミングを合わせたわけでは全く無いのにね。
Collection Hall Styleのみなさん
TochigiのHonda的な人々とkday関連のみなさん
RoundCat RespectがとまらないMozu-kun
Kittyなカブで乗り付けるヒト
TASでBryceのTTを見てお腹いっぱいのなか、足を運んでくれたBlue LabelのKizu Family。
若者たちに向けて、瞬間的なものではなく持続的にCar Cultureに触れてもらうことを追求する、Carservice御一行も最終日に来場してくれた。
最終日のオープン時間よりも早くきたのに、”まだ居る” type_w氏だが、その甲斐もあって、夜遅くに訪れたKIYOPHOTOGRAPHYのkiyo-sanとMeet Up。
そう、今となっては日本の旧車のヒトという印象ばかりが強いkiyo-sanだが、昔はUSDMなヒトとしてソッチの人々との交友があるのだ。
また、Tokyonurとは一瞬だけ撮影現場を共にしたことがある、かつての戦友でもある。
そして、KIYOPHOTOGRAPHYも今年で10年ということで、似たような時期にProjectを開始した仲間として”細く長く、お互い頑張っていきましょう”と叱咤激励をしたのであった。
モトコンパクト・・・すり抜けに必要なクイックさ、コレは病みつきになってしまう魅力やね・・・
Mozu-kunは帰り際に、Award Plate(ただの屋外看板)をRoundCatのClarkから手渡され、ご満悦な表情。
常にNeutralでCleanなEditが最高なPhotographer、Ken Saito氏の姿も。
夜更け過ぎに訪れた美女・・・
RWB/Nojireal一派のYoko-san。最後にお会いしたのは、いつかの4AG Club新年会だし、今回のExhibitionの告知なんて目に止まっていないかと思っていたら、まさかの来場。しかも、奇遇なことに、交流のあるMatがたまたま来てくれたタイミングだったので、その繋がりの再会も喜んでくれていたようだ。
あっという間の3日間がこれにて終了・・・
■Afterword
”遊べる写真展、呑める写真展、食べれる写真展、学べる写真展”
写真を展示するだけの写真展ではなく、Tokyonurに関連するアソビ、Hospitalityを脳で感じて欲しかった、今回のExhibition。
そして、写真を6つのCategoryにわけて展示したことで、異なる文化の人々が集まり、普段なら接することない人々のCommunication Spaceとなれたのら幸いです。
“バズらせるだけなら簡単”
これは兼ねてからTokyonurが啓蒙してきたことだが、そういったことに継続性はない。
PopularなParking Areaに出没したり、illegalでViolenceなSceneの撮影をしたり、SNSで見かけるFamous CarsのCar Spotterのようなことをしていれば、瞬間的なイイねの数や、リポスト、インプレッションは一見すると、強烈なものにみえるかもしれない。
だが、それで愛とRespectをもってCar Cultureに根を生やすことが出来るのかといえば、そうではない結果になることが多いだろう。
幸いにも、Tokyonurとその仲間達は、fatlace/hellaflushがもたらしてくれた、温かみのある良い時代を経験したきたがゆえに、”丁度イイ塩梅”の価値観と情報の伝え方を自然と学べた結果、Originalityが炸裂するFeatuer CarsのCoverageを継続的にPostすることが実現されている。
我々はMark Arcenalを筆頭とした、先人達の価値観と立ち振る舞いを学びとして心の奥底にしたため、現代のCar Cultureを”程よくカッコよく”伝承していくことを信念に活動している。
そして、なによりもクルマとカメラが好きならば、絶対にいつかは写真展を開催してほしい。この行動をすることで、自分がCar Cultureの一部となる体験になるからだ。
最後はお馴染みCar Poemで締めくくることとなったが、今日までの10年を懐かしみ、この先の未来のCar Cultureを語らうEventに来場してくれた全ての皆様に感謝の気持ちを伝えたい。
アリガトウゴザイマシタ!
来場者向けPhoto Album
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