Past Present & Future // WEKFEST JAPAN 2023

PHOTO,VIDEO&TEXT : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)

・Past Present & Future // WEKFEST JAPAN 2023

■Introduction

まず最初にのIntroductionとして、日本のCar CultureにおけるExtremeなBuild、及びその工程、ShowにEntryする魅せるクルマの在り方、この水準を着実に向上させてきた、WEKFEST JAPANの10回目の開催を祝いたい。本国のOrganizerおよびJudge Member、そして日本で彼らの「やりたい事」をOperationしてきたUeda-san、10th Anniversaryおめでとうございます。

その記念すべき2023年のShowは、新造されたばかりのPort Messe Nagoya Exhibition Hall 1で開催され、新たな歴史の1ページを刻んだ。

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そして、2023年のFeature Carとして本部前に展示さた車両は、The Check Shopが今シーズンのFanatec GT World Challenge Asiaに参戦するCaymanGT4 RS CS。一部のヒトにはササるクルマではあるが、Clean Buildを争うContest形式のCar ShowにModify厳禁の純然たるRacing Carが展示されることは異例中の異例だ。

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ここからは、完全にTokyonurの推察であるが、昨今では”RacingなPorsche屋”であったり、StreetもCircuitもきっちり走れて汗臭くも無い”小洒落たレーシング=お色気レーシング”なイメージばかりとなった、The Check ShopのOtsuka-sanが切り開いた道程をFeatureするものであったのではないかと・・・

私自身がまだ小学生だったころに読んでいた、”黄色い雑誌”で、自身のShopの前で雑誌編集者の母ちゃんのバネカット仕様のEK4やEclipseをオールナイトで作業を行い、”USDMなモノゴト”をしていた。

でも、当時から既にOtsuka-sanの頭の中では、現在のハイエンドなPorscheや欧州車をCustomizeするShopに成長させるVisionがあったというから驚きだ。(この話は先日訪れたtype_k氏との談話から知りえたことだが、Otsuka-sanは話しを後付けするような人間ではないので、それは事実なのだろう。)

北米で行われているCoolな上澄みを忠実に追い続けるなかで、Otsukaismなる独自のSenseが育まれ、そのヒトツの到達地点である”FIA SRO準拠のPorscheでRaceをする”というレベルに達した。

回りくどくないヒトコトで表現するならば、”元祖北米野郎がRace屋に”という言葉だろうか。

「いつまでも、古い日本車をイジイジしてるんじゃないよ!」っという意味では決して無いが、人間として歳を重ねるうえで、そのクルマ遊びの題材と、遊ぶ世界のCategoryの段階を重ねてきた、数少ないホンモノを知るShopの歴史をうったえかけつつ、USDMのCar Showの10年目における”文化展示”という意味合いがあったのではないかなと感じた。

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OrganizerのUeda-sanに、展示理由を聞けば分かることだとは思うが、そこは敢えて聞かずに妄想を膨らませ、過去、現在、そして未来のCar Cultureを考えさせられる良い機会になったのではないかと思う。


■Chapter.01

10th Anniversaryという節目の2023での大きなTopicは、これまでExtreme Buildなクルマを毎年のように送り込んでいた、Ishikawa BodyとInazumaworxが昨年の時点で一定の到達点に達したとして、自身のクルマのBuildを行わず、出展ではなく出店側にまわったというわけだ。

“今年はあのドタバタ劇場が無いのか・・・”

っと残念に思う人達もいるかもしれないが、一応それなりの話題に事欠かない”一派”のSide Storyは最後のChapterに行おうと思う。

そういった事情もあり、今年は単純に個人的にグッときた車両をテンポよくPick UpしていくStyleに。

・FK8

北米FlavorそのままのCar Showという前提のWEKFEST JAPANとて、北米では当たり前のようにDebut当初からそれなりの台数が存在していた10th GEN CivicをClean Buildな姿を見掛けることは少なかったが、日本でもその体のFK8が登場。

Special Order SizeのRegamaster EVO II Bright IIという、現代の最新のWheelをOver Size的にInstallすることで、”日本発”というAnswerにもなっているのではないだろうか。

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MeatyなSizeのTire然り、Circuitを速く走るための最善のSizeではないFashionableな要素が強いLooksだが、”Civic”が持つ永遠のアソビグルマとして歴史とIdentityが成せる姿かもしれない。

VarisのBumperをBaseにした、Owner自身の小加工も実に素晴らしい仕上がり。

“Design自体は素晴らしいけど、ちょっとクドイのがVaris(それがウリではある)”

っと、多くのVaris製品で感じるところを、文字通り角を取る作業で本来の造形を最大限に生かしている。RearはSpoonのBumperを装着している。このSelectも、FK8の角が立つDesignをSmoothなものに変化させることに効果的だ。

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2台並んでいることで、Stockとの差異に気付くヒトも多いかもしれないが、1台だけだとそのコワザに気付かないヒトも多いかもしない。”Too Much Kaizosya感”を漂わせない絶妙なサジ加減に、今回のShowで「コレはイイ」と感じさせれた1台だ。

・Blue EG

“最上級なReal Traditional”

Ultra CleanなExteriorとInterior。美しすぎるMugen M7 Wheel。もはや感動すら覚える、自走可能なEG6の完全体。

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“EG6は断然青!”っとBBLのMemberに好みの色を聞かれて答えるぐらい、以前から青いEG6が好きだったわけだが、(BBLサイドは「青!?」っという反応ではあったが)、あのEG6が今後どの色になるか楽しみではある。

・ANTI SPOCOM EJ1

車両がAll Blackということと、壁際という配置にも関わらず、ひと際個性を放っていたEJ1。

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「こっ!これは40ft Containerの下に潜ってDVD Playerを盗みたくなる仕様!タイヤはマシャモトタイヤ!スタントシーンだけはリヤスポイラーの上パネLess!Crashシーンだけ内装ドンガラ!」

っと、思わずIGのStoryにPostしてしまったが、その後調べてみてるとVeilSideのBody Kitであり、”アノクルマ”の再現ではなかったので、まるで”ワイスピキッズ”のような自身の反応が申し訳ないと思いつつも、少しオマージュは入っているのかもしれない。

単なるコスプレではなくてK-Swapも施されている。

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Wheel DiscとPierce Boltの質感も素晴らしく、よく見るJDMなWork Wheelでありながらも”1320 Videoに出てきそうな仕様”にも見えてくるのが実に不思議だ。

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・Ioka’s Toyota 86

“TOM’S AeroにBBS履いた86?”

文字で書き起こすと、誰にでも出来そうなことに見えてしまうのだが、Ioka-sanのサジ加減が絶妙なのだ。

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数年前にSNSでは拝見したことがあり、「991 Cup Car Flavorだな~」っと、例の”TokyonurのヤカマシイStory”でShareしたところ・・・

“そのテイストを取り入れてみました!”

っとOwner自身からの熱烈なコメントを頂いたこともあった。でも、現車を見ることはそうそう無いのだろうなと思っていたのが、WEKFESTでようやく拝見することができた。

1729(Inatsugu) Engineering Special Order SizeのRI-A 10J。決して数値上のWheel太さ自慢ではなく、車両全体のフォルムとして美しくInstallされている。しかも、ごく初期にね。

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決して手数が多いわけではないが、これだけBest Sellerとなった86/BRZにおいて、完成度と個性を両立し、尚且つオトナのノリモノとして要素を引き出している。

いわゆる「昼間の都内の環七の内側仕様」としても、白いBikeにビクつかず運用できそうだし、Daily Driveするのも楽しいだろうなと思わせる巧者だ。

Ioka-sanが小学生の頃にConcept CarのFT86に憧れ、10年越しで車両を購入したという想いのこもったToyota 86ってのも良い話しだよね。

・Inazumaworx Toyota 86

InazumaworxのIkeda-sanが、前期の86をワンランク上のCategoryの車両に昇華させるとこうなるっという作例。

A90 Supra純正Wheel流用。

こちらもヒトコトで済ませられそうになるが、実に芸が細かい。

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「ボロ隠しや!」

そんな言い方をしつつも、概念としてのTucked(しちゃった)Enginebay。

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Car Modifyの世界においては、真っ先に処分されるのがEnginebay Panelだが、様々な車種のPanel形状を研究し組み合わせ、一部は自身で造形し、あたかも純正と思わせる形状を完成させたのだ。

Panel自体は耐熱素材ではあるが、熱が籠ることを不安視して聞いてみたところ、「今のところ問題無し。熱の逃げ方は車体下側から抜けるようになっている。」とのことだ。

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・お色気レーシングMk7

The Check Shopのお色気レーシングの世界観そのものなGolf Mk7。

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過去に遡れば、2017年のidlers 12hに参戦した車両そのものだ。

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その後現在のOwnerがFacelift、TCR Bumper、AGIO TRBに変更し、サラりと走れて、Car Showにもシレっと展示できる仕様=お色気レーシング完全体に。

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GolfでSunroof付きの個体というのも、非常に珍しい。このStyleのクルマが集うCar Showを見てみたいと切に願うヒトも多く、”Track & Show”の復活を期待したいところだ。(Otsuka-sanの現在のRacemodeへの情熱度合いをみるに、それはなかなか難しそうであるが・・・)

・BATTLELEXUS GS350

概念とマインド的には、SAGAMI ORIGINALなお色気レーシングとも言える、MasakiのGS350。

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今回のModifyは、BATTLEな個体故に小破するごとに施すPearl Paintの出鱈目な不整合に悶絶し、遂にSolid Whiteへ色変え。そう、これ昨年までのTRD GriffonのVinylをRemoveしただけではないのだ。

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そんなMasakiだが、手押し搬入だったOtsuka-sanのCayman GT4RSCSを手伝ったことで、その距離感が縮まって嬉しそう(笑)

その後Masaki不在時に、Otsuka-sanと会場を練り歩いた際にも、コレが彼のGS350なんですよっと・・・

『彼、ウデ良いみたいだよね!もっと良いクルマで走ったら良いのにね!』

「このGS350が彼のIdentityであり、取柄みたいなもので、このクルマだからこそ彼の情熱が湧いてくるんだと思いますよ」っと伝えておいたよ。(笑)

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昨年、事前知識なしに走行したCentral CircuitでのTimeも、「あのTimeはなかなかのもんですよ」っと評価するヒトも少なくないし、Masaki自身も『次はTC2000でBreakthroughなTimeを刻む感触は既にある』とのことで、今後もBATTLELEXUSを追い続けたいと思う。

・Rocket Bunny Racing

近年では、上記名義での創作活動を行うTRA京都は、C5 Corvetteに新たな価値と命を注ぎ込んだ。RWBのNakai-sanがUsed Porscheの価値を高めたように、Miura-sanも”この手のアメ車”の市場価値を高めることに成功している。

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これまで、何世代もの型落ちになると特定の一部の層のみで、大衆から見向きもされなくなってしまったクルマを、Aero屋が第2の人生をあたえる世界線って、なんか良いよね。

・Mazda Squad

食傷気味なWide BodyをNext Levelに昇華させた感もある、IMSAを初めてとしたLegendaryなAmerican Motorsport Liveryを纏ったMazdaの皆さん。

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FD3S用のLBWKのBody Kitは走り云々ではなく、様々なRacing Car Designから引用したAero屋としてCustom Carを楽しむ完成度の高い意欲作。Quarter Mileで超絶速い仕様とか見てみたいけどね。

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・L2P Japan

今年のWEKFESTは前日搬入がMUSTということもあり、参加を断念せざるを得ないエントラントも居たようだ。そのような理由なのかは不明だが、L2Pからは3台のみというCompactな編成に。

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とはいえ、昨年末に路上復帰を遂げたChan-dai-sanの伝説のMugen DC5は、3年寝かせたWhiteのMF10に変更するなど見どころを欠くことは無い。

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相変わらずの美しさを維持するTuke-tanのMugen DC2。

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Wizard級の乱反射を後続を走るChan-dai-sanにお見舞いした、Beaks製のSubframe Tie Barが輝いている。

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・CR-X SiR

赤と黒、赤とガンメタ、その2ToneのBody Colorのクルマが好き。そう、それはJohnのCoronaもそうだし、AE86も赤黒2Toneでキマっているクルマってあまり見ないけど、もし自分で作るなら赤黒にしたい!

Nostalgicな印象を与えやすいだけに、意外と居そうでいないこの色合いを2023年のCustom Sceneの馴染ませるセンスが素晴らしい。

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おっと、Rearには毒味要素ツヨめな”Traditional JDM NOROI Scary Item”が・・・

とはいえ、ホント良い色ですね。

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・FIVE MART

FIVE MARTからは4台車両がEntry。

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My Favoriteな1台でもあり、最高傑作のIntegra Quintは文句無しのBest Integra Awardを獲得。

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AutomaticのEK2をベースにBuildされた、Daily Driveも快適でありつつ、EngineはB16B N1 Engineを採用したり”実は中身はイロイロとスゴイんです仕様”は腕とセンスがひかる作品。

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約2年の歳月を経て完成を迎えたWonder Civic。Ownerの意向を汲み取りつつ、Furukawa-sanのPerfectなDirectionで最高にOwnerにFITするWonder Civicがまた1台、関西Areaに誕生した。

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Clean BuildなTraditional Osaka StyleのEK9。

Interiorはドンガラで、Wheelは5H→4H化されている、プラモデル若しくは教科書のような完成度。

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・NSX Type T

NSXはType TがBest Designと特定の人々には公言しているが、昨年Mugen M7を装着されていたこの個体はRegamaster EVO II Bright IIに変更された 。車格的にもJust Sizeな印象もあり、Classicな要素強めの前期NA1には”チョウドイイホンダ”感溢れるバランスのよさ。

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SteeringはAir Bag LessのType Sのものに変更されている。

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・Bobby Niki’s EP3

「ん」

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Joseph HomageなToyo TiresのBannerからHybrid RacingのBannerに変更したことで、車両全体のToneを整えるべく、Left SideのRegamaster BrightをBlack Paint。ではなくて、新たに購入したとの本人からのご指摘。当時物Rega至上主義MAN!

個人的にWheelを左右でColor Shitさせることは物凄く好きなだけに、この仕様変更は超ナイス!

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左側通行の日本で、歩道側からよく見える左側のみというのもイイですね。実はElement Tokyonur SpecのSW388も、左右でSpoonのDecalの色を入れ替えているのですよ(ヲタクトクユウノハヤクチデ)

・Ferio Hatch

X PointのChiba-sanがそのBuildを公表した際に、”Honda Tunigの魔境、Thailand的アプローチ!”っと思わず言ってしまったのだが、実は北米にも一定数4Door Hatch化する事例は存在していたらしい。

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直前までの作業だったにも関わらず、自走で搬入でいたということは素晴らしい。

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・Takei’s Mugen Si Honda Factory Performance Conversion FD2 Type R

Upstart製作のFD2 Wasabi Conversion・・・ではなくて、FD2 Mugen Si Conversionは、これまでも何度か目にする機会があったが、HFPのTail Underが入手できずに未完の状態となっていたが、今回念願のFull Complete。

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世界を代表する#チェックマニアこと、The Check ShopのOtsuka-sanのBig FanaticなIkeda-sanと会場を練り歩いていた際に、Ikeda-sanが『うぉぉぉぉぉおお!コレ!もしかして?!』っと、超絶反応を示していたので、「いやぁ~このOwnerはSi Conversionに加えて、HFPというですね、レアなパッケージングを再現するためにですね(どや顔で説明)・・・・で、最後まで揃わなかったリヤアンダーも今回揃ってですね~(得意げに語る)」

っと、Ownerとは直接的な繋がりは無いにも関わらず、説明するオレなんなん・・・

Ikeda-sanも、思わずリヤに回り込み、『うわぁ~この気持ち悪いテールレンズ最高』っと(笑)

そもそもFD2自体がカッコイイし、USの皆様はいくら背を伸ばしても中身をType R化することなんて出来ないのだし、コッチ(日本)が最強。

・Extremeで巧者なDC2

もはや誰も追随することが出来ないベクトルの、Eto-sanとLOJ Kobayashi-sanのDC2。そのスジのアレなヒトタチ以外には、「ただスゴイ」としか書くことが出来ないので詳細はご本人のSNSを参考あれ。

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・LOJ Shun-kun’s S14 Zenki 240SX

世界を代表するS-chassis Kingと表現しても過言では無い、LEVEL one JapanのShun-kunが長年したためていたS14 Zenkiを披露。

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OregonをSelectした理由は・・・

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INAZUMAWORXのIkeda-sanばりのSecret Buildだっため、Shun-kunのクルマだと気付かないヒトも多かっただろう。

今後はInspectionを取得してStreetでも、遭遇出来る日が来るようだ。

・Saito’s 240SX

Zenki~Chuki~Kokiと様々な年式にそのStyleを変化させてきた、Saito-sanのLHD 240SX。

昨年のkdayの時点で、界隈のヒトタチから「アレ、ちゃんと写真撮りました?」と非常に注目度が高かったが、今回のShowでは往年のSignal AutoのAqua Line Stripeを披露。Heartに刺さりまくりですよね(笑)

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・Morita’s S14 Silvia

“今年はFreee’s / Lowbrain界隈のヒトタチは居ないの?”

そう感じ取ってくれるヒトが全国区のCar Showで居てくれたら、それは有り難いことだが、そのどちらのTeamのMemberでは無いが、OKABAN界隈としてMorita-kunが例のPsychedelicなS14を展示していた。

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彼は、兎に角”鬼才”なSenseの持ち主で、何系?といったCategoryなど存在しない。Drift、Hot Rod、JDM、これらの要素を全て詰め込んだS14に比較対象など存在しない。

RobertがCrownにWork Emitzを履かせているのも、実はMorita-kunに影響されて・・・というBack Storyもあるぐらいなのだ。

・Fukuda-‘s Vmax(UK) Supercharger「を装着した」 Rover Mini (初出時の内容に大幅な誤植があり修正しました。Ownerさんゴメンナサイ。)

日本車やEuro系のModifyに偏重しがちなWEKFESTだが、会を重ねるごとにRover Miniを始めとした、ClassicなHot Rod要素を持ち合わせたクルマの姿を見つけることができるのは、非常に興味深い。

こちらはRacingなDetachable TypeのCarbon Front Cowlを装着した1台。当然ながら、ステーや補強部品をワンオフで製作された。さらに注目なのが、一般的なRHDではなくLHDの個体に、英国Vmax社製のSuperchargerを装着。Water Lineなどの配管、Harness類の取り回しを変更。Dymag社製の16本しか存在しない、とても貴重なWheelを装着している。

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■Afterword

WEKFESTが、今後も他のCar Showとは一線を画す、格式高いContestであることを願って、WEKFEST JAPAN 2023のCoverageをこれで〆させていただきます・・・

※今回のCoverageは容量の関係で掲載枚数MAXの常態につき、未掲載の画像を含めた全画像データを下記のURLにUploadしてあります。ご自由にご活用下さいませ。

■Photo Gallery → Download LINK

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■Bonus Story

「ハンマーなんて売れるんすか!?」「ハンマー買って家に持ち帰える途中、軽犯罪法違反で捕まりますよ!」なんて、実に消極的ガヤしか入れてなかったのだが、いざふたを開ければハンマーは見事完売。

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多くのお客さんが”YouTubeで見たあの凄いクルマのOwnerだ!”といった、ある種のアイドルグッズを買い求めるような雰囲気もありつつ、中には「自分も板金屋を生業としてまして!」といった同業のFanからも支持されているという現実を見るに、宣伝力というか、ブランディングが見事だなと、実にアッパレな三ケ日劇場でしたとさ。おつかれさまでした!

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