RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”

PHOTO,VIDEO&TEXT : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)

SPECIAL THANKS:RoundCat Racing

・RoundCat Racing Presents “RoundCat Rally 2023”

■Chapter.01

“Clarkって知ってる?”

Built by Legends(BBL)でKuji-sanから、そんな話を聞いたときに・・・

「あぁ!日本人が購入しなくなった現代のACTYのFinal Edition的な最終型に乗っている、あのRoundCatですか!」

そう、Clarkは変態的な現行ACTYだけでなく、TraditionalでOldschoolなACTYをも所有し、あのSEMA Showにも展示したことがあるのだ。

昨今の北米でのKei Carブームは、25年規制が撤廃されたJDM Old School Joke Contents Mini Car的な捉え方をされることが多い。しかし、Clarkの場合はそんなバズり目的(ウケ狙い)の軽々しいものではなく、とにかく日本のKei Car規格そのものに魅了され陶酔。古いKei Carも、新しいKei Carも、愛を持って接し探求している。

そんなClarkが来日中のTouristを招待した、”RoundCat Invitational Rally: 林道ラリー”を開催するという情報がBBL HQとType Oneを訪ねた際に耳に入り、是非とも”その愛”を体感したいと思いRallyに帯同させてもらうことにしたのであった。

※本来であれば、Dress Code順守としてMedia CarとしてもKei CarのRent-a-Carを借りるということもできたのだが、参加工程の都合を理由に返却時間をよめなかったため、Kei Carをちょっと大きくした”いつものElement”で取材を敢行。


■Chater.02

“Lunchをとる場所”としてSS1のゴール地点に設定された、BBL HQで和やかにご歓談。

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Rallyと言っても、Gumball 3000のような激しいものではないし、Historic Car RallyのようなRecord Timeを競うような殺伐としたものではない。ChillなTouringのようなものだが、ただそれだけでは雰囲気は出ないので、DesignerのClarkらしいVinylがEntry Carに貼られている。

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今回のRallyには、Honda N-ONEが3台と、現行Kei Carの最大勢力となっている。内2台はSpoonのDemo Carだが、License Plateが#95でないWhiteのN-ONEは現在ClarkがType OneでBuildを進行させている新車のN-ONEだ。

そのそも何故SpoonがスポーツカーでもないN-ONEをTuningしているのか、疑問に感じるヒトも少なくはないだろが、ノリモノのPotentialとして、Stockの状態では日常の楽しさと快適性がスポイルされる瞬間がゼロではない。そこで、Spoonお得意のHondata FlashProで用意されるStage1~3のTuning Menuを選択すると、最大で15.85ps向上するのだ。これは660ccというMinimumな排気量のKei Carにとって非常に大きな恩恵を受け取ることができるのだ。

※ClarkのN-ONEは後期Modelのため、まだHondataに対応したDataがないが、今後解析を進めて対応がなされるようだ。

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昨今の日本Kei Carで独り勝ちともいえるSuzuki Jimnyもいるよ。

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“BBL HQの出入り業者の一員”として、長年その姿を見てきたHonda Beatは、今回のRallyでTeam BBLの車両として路上復帰。Gentleな紳士2名(Kuji-san/Katsu-san)が搭乗する姿はとってもシュールだ(笑)

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幌をOpenのまま、豪雨のHighwayを(法定速度内で)カッ飛んで、SS2のCheck Pointに到着。速度を出せば、そこまでびしょ濡れにならずに済んだようだが、”何かAccidentがあったら生命の危機を感じる”そんなノリモノだったと(笑)

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Spoon Jomoto-sanも、S660との違いを懐かしんでいる様子。

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Check Pointの向いには素敵なENEOS。日本のTraditionalな瓦屋根の屋敷にBuilt-inなPro Pit。これぞReal JDM。

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休息と歓談を済ませた一行は、Clarkが設定した美しい日本の道路、景色を体験し1日目のゴール地点を目指したのであった。

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日本人の自分も、「ここに、こんな景色があったのか」とただただ感動。

日常生活であれば、高速道路の最短距離を設定して通過してしまい、その存在に気付かないDeep Spot。高速道路が建設される以前の、昔ながらの一般道から見える日本のありのままの景色。目の前に次から次へと展開する”日本人が知らない日本の景色”を見て、多くに日本人はこういう景色の大切さを忘れていたんだなと・・・

次から次へと眼下に広がる美しい景色を全て写真におさめることは出来ないので、その魅力の一部しかお伝えすることができないのが残念だが、もう既に同じルートを辿りたい気持ちにかられている。

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“せまい日本 そんなに急いで どこへ行く”

日本では有名な交通安全の標語だが、たまにはユックリとした速度で、時間の制約も無く、Road Tripをして心を浄化するのも良いものだ。っと、Clarkが脳内で話しかけてきているような気すらした。

これはひとえにClarkが事前にPre Runを入念に行った結果なのである。今回は工程としてはDay1での離脱となったが、まだまだRoundCat Rally 2023は続いているのであった。

アナタの街にも、Kei Car軍団が訪れる日がくるかもしれない。その集団に着いていくと、知らない景色に誘われるかもね。

–Photo Gallery Link–

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