Holy Smokes!! // SLY SUMMIT 2022 at Sportsland Yamanashi

PHOTO,VIDEO&TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / Hiro Murata)

・Holy Smokes!! // SLY SUMMIT 2022 at Sportsland Yamanashi

■Chapter.01

「おいおい!あの真夏の祭典(前夜の変態の祭典)が冬に開催だと!」

「さすがに、みなオトナになった・・・からなのか、翌日の負担を軽減できる土曜開催にしよう・・・」

「前泊は前泊で呑み過ぎて翌朝ダメだから、当日入り・・・」

「みんなと合流すると睡眠時間削られるから、俺は早朝早めに行って車内で寝てる(Tokyonur)」

様々な思惑が混沌とするなかで、我々は韮崎へ向かった・・・

20221210-DSC00964
20221210-DSC06265
20221210-DSC06266


■ Chapter.02

・Expert Class

このClassの主役は、山梨の重鎮Ishiai-sanと、Freee’s Lowbrain走行会の常連といっても過言ではないInokuma-kunと言って良いだろう。

GUNSAIでのTrack Dayに引き続き引き合わされたこの2人だが、この日のBest Bout Awardを差し上げたいぐらい、常に接近戦を繰り広げていた。

20221210-DSC06354

Ishiai-sanの180SXは、R390 GT1 Long Tail仕様のカラーリングから、Cartoon Styleに変化。これは、MANGA風と言ってしまえばヒトコトで終わってしまうが、PainterのIshiai-sanは、Scale ModelをMANGA風立体Paintを施したFront RunnerのSHINGA-sanの作品にInspirationを受けての製作だったという。

20221210-DSC06862
20221210-DSC06865
20221210-DSC00971
20221210-DSC01200
20221210-DSC01196
20221210-DSC01104
20221210-DSC01110

グラデーションはPoscaで描き、Bodyに描かれたKATAKANA CaptionはCutting Decalで再現している。

終盤のHeatの1コーナーのWallに軽く”カサカサッ”っとFront Bumperを擦りつけるのを目撃。

“そうか、弘法にも筆の誤り” 的にSLYのVeteran勢でもこういうことってあるんですね(苦笑い)

最近はGUNSAI色強めなInokuma-kunだが、主催Memberを含めても、Freee’s Lowbrain走行会でSLYを最も走行している人物かもしれない。

20221210-DSC06272
20221210-DSC00968
20221210-DSC06276
20221210-DSC07004
20221210-DSC06858
20221210-DSC01222
20221210-DSC01095

2015年に開催された”TBP 秋の取り消し予定者講習会”からまさかの皆勤賞?

この走行会こそが、現在のSLY SUMMITのRoots。当時のVideo DirectorのYosuke Suga-chanが「峠みたいなCourseがある」っという一言で、SLYで開催されることになったと聞く。

当時からSLY SHACHOに色々怒られたらしいよ。(笑)

Nashiyamaの女性DriverのS14を数年ぶりに見かけたが激しさが増していた

20221210-DSC01115


■Chapter.03

・一世風靡 // ISSEI FU-BI Class

D1GP創設以前の、Pro Drift Championship(ProDori)時代のDrift Sceneに最上級のRespectとHomageを捧げているのが、一世風靡だ。

このAE86は現在のD1GP審査員Kamimoto-sanの参戦車両のReplicaだ。

20221210-DSC00994
20221210-DSC01121

多くのMemberは20代。DriftのSkillやMachine Settingに関しては試行錯誤中のようだが、必死にTry&Errorを繰り返して、当時の憧れを自分のものにしようとしている姿がなんかイイね。

初めてのSLYということで、序盤のHeatこそ慎重な走りに徹していたが、終盤には「峠のようなCircuit」SLYを存分に楽しんでいた。

個人的にビビっときたのが、この180。Final CornerへのApproachで超過剰なFeintを数回いれてくるその走り。

20221210-DSC06409
20221210-DSC06428

もし”ダッセー松原”がこの場所に居たら、軽々しく「あの逆フリは無いなー」「イカだよイカァ」とか言われることまでを想定した、プロドリ時代以前のいか天風の走りを意図的にしているのかなっと、そこまで妄想を膨らませてしまった。車両の雰囲気も最高でした。

20221210-DSC01183
20221210-DSC01132
20221210-DSC06965
20221210-DSC06468
20221210-DSC06420
20221210-DSC01321
20221210-DSC01125
20221210-DSC01134
20221210-DSC01319
20221210-DSC01331
20221210-DSC01133
20221210-DSC01326
20221210-DSC01022
20221210-DSC00986
20221210-DSC01187


■Chapter.04

・相模感 // SAGAMI-KAN Class

“相模なヤツラがやってくる…(混ぜるなキケン)”

20221210-DSC06264
20221210-DSC06968
20221210-DSC06969

そんな危険なカホリがンプンプする彼らも一世風靡と同じく、きちんと “SHACHOが怖い” を理解しているのだか “郷に入れば郷に従う” Circuit Moralを持ち合わせており、1Heat目は超絶慎重なRun。その後も、着実に初SLYの魅力に憑りつかれ、最終Heatにはバッチバチの普段通りの “相模感” を披露していた。Oilをぶちまけるようなこともなく、最近の若者はシッカリしてますね。(笑)

SilverのCrestaはV8の1UZへ換装とのことで、最終Cornerの立ち上がりで常に快音を奏でていた。

20221210-DSC06488
20221210-DSC06966

Chaser、Mark ii、Crestaの3兄弟の中でも、Crestaを極めてカッコいいと思ったことが無かったのだが、相模な価値観のゴリ押しにより、なんだかちょっとCrestaをカッコいいように思えるようになってしまったのが、今回のヤマナシ帰りの収穫です。

20221210-DSC06876
20221210-DSC07108

20221210-DSC06520
20221210-DSC06892

しかしこんなBrake DustびっちりなRacing仕上げだが、翌週には何かのStatic Car Showに展示してるってなかなかよね。

20221210-DSC07215
20221210-DSC06957

20221210-DSC06959

20221210-DSC06509
20221210-DSC01341
20221210-DSC01029
20221210-DSC07120
20221210-DSC07132
20221210-DSC01142


■Chapter.05

・FAC & Y Plate Class

Freee’s Auto & CustomsとY Plate Gangsta混合Classには、FACのCustomerと”#AzabuPoliceRoppongiBattleSchassis”ことRobertのS15がEntry。

そう、意外と気付いていないヒトが多くて驚いたが、RobertはCrownとS15の2台を所有しているのだ。

20221210-DSC06948
20221210-DSC06563
20221210-DSC01189
20221210-DSC01190
20221210-DSC01032
20221210-DSC01372

同じS-chassisのLows Style DriftのPaisenでもある、Inokuma-PaisenにAdviceをこう姿を見られた。

20221210-DSC01185

このFalken Colorの180は、現代のFalken Colorというよりは、Formula D黎明期のRyan Hampton的な、Old School Flavorを感じる。

20221210-DSC01369
20221210-DSC07072
20221210-DSC01034
20221210-DSC01037


■Chapter.06

Lowbrain x Freee’s Class

20221210-DSC07035

illな神の子、illsonなKamiya-Bros

今回、長男のJJが “例のStagea” ではないということが残念極まりないが、次男のYuyaが “GX71と言うとコレは違うんだと訂正してくるSX70” は短期間で、ちゃんと走れる戦闘力の高い車両造りをしてきた。Engineは3Sだし、KnuckleはOrange Planningで治具から作成という拘りの逸品。

20221210-DSC06971
20221210-DSC06972
20221210-DSC06687
20221210-DSC06809
20221210-DSC06962
20221210-DSC01229

最終Heatには、お馴染みの兄弟喧嘩のようなお互い一歩も引かないTandem Driftを魅せてくれた。

20221210-DSC07171

狭いSLYでここまでのTandemをしているにも関わらず、撮影もしやすいというのは、クルマ造りも勿論だが、DriftのSkillも伴っているから成せるワザなのだ。

しかしLowdown対策は程ほどだったため、走行中の底付きもだが、帰路の積載車への積み込み(往路は自走)が地獄で、日没後にかなりの時間を要していた。

そういった要素も次回までには “下げてはまた対策して、下げてはまた対策をして・・・“っと終わりのない手業をしてくるはずだ。

そして、Endress ShakedownもといAlways Shakedownとも形容されていた、YassanのCorolla Vanだが、外装と内部のEngineeringが仕上がってからの、初のSLYだったわけなのだが、余りにも普通に走れてしまっているので、「そういえば、例のあの足回りの写真とか全く撮ってなかったわ・・・」っと後から気づくレベルで、普通の86以上の普通の(自然な)Driftをしていた。凄いということを忘れてしまうレベル・・・

20221210-DSC06757
20221210-DSC06673
20221210-DSC06720
20221210-DSC06776
20221210-DSC06783
20221210-DSC01398
20221210-DSC01072
20221210-DSC01084
20221210-DSC06986
20221210-DSC06988
20221210-DSC07213
20221210-DSC06961
20221210-DSC07175
20221210-DSC01404
20221210-DSC06624
20221210-DSC06650
20221210-DSC01208
20221210-DSC06974
20221210-DSC06973
20221210-DSC06620
20221210-DSC06643
20221210-DSC07102
20221210-DSC06833
20221210-DSC06837
20221210-DSC07201
20221210-DSC06666
20221210-DSC06822
20221210-DSC06832
20221210-DSC06728
20221210-DSC06817
20221210-DSC01064
20221210-DSC06982
20221210-DSC01073
20221210-DSC01153
20221210-DSC06985
20221210-DSC01172
20221210-DSC06263
20221210-DSC06262

20221210-DSC06275

Freee’sのNew Machineは、相模の神の子(Yuya)に影響を受け過ぎたDEN-chanがAltezzaをDebut。(Harai-chanもAltezzaを持ち込んでいたね)短期間になんとか、DEN-chanっぽさを出したきた(笑)

20221210-DSC01378
20221210-DSC01173
20221210-DSC07077
20221210-DSC06801
20221210-DSC01392


■After Word

今回は初の冬開催なあげく、初参加の貸し切りクラス多めということで波乱も予想されたが、初走行の若者達は、先人達のやらかしからもたらされるSLY恐怖話しが心に刺さったのか、大きなTroubleもSHACHOのオコもほぼ無く、無事に幕を下ろすことができた・・・ヨカッタヨカッタ・・・

“爆裂無人老害DJ Sound System”

20221210-DSC06967

アサイチから “いにしえのfatlace TV(もう殆ど残ってないよ)” なVideo Tapezから始まり(Are Zehi-OG嬉ション)、antonやphillの作品で使用された音源をTraceしていくBGM Select。昼前にはRIP DMX,RIP Coolioを挟み、昼休み中にはシレっと空耳作品をぶち込みつつ、夕方前には飛葉飛火RespectなKyokuto Skillz Muko-san嬉ションSelectを重ね、最終HeatにはキレイどころなNujabes InstrumentalでClosingという、7時間のPlaylistを今だ現役のWalkmanからXP500で奏でてみました。

“美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに写ります”

この時期のSLYは地形的に日没が物凄早い。それを初めて体験することとなったのが、様々な物議のすえ開催されたTyphoon Drift Chaos Eventこと”Final Bout Special Stage Japan 2019“だった。その際に、SLY SHACHOの申し訳程度の、「みんな辿り着けなかったのにゴメン!来た人は日没まで走ってOK!」っということで、そこで初めてSLYのSun Setに居合わせることになったのだが、真夏の開催とは異なり、そのPhotogenicなNatureがもたらすLightingに疲れも一気に吹き飛ぶこととなったわけだ。

その体験を元に、最終Heatまで刻々と沈む夕日と睨めっこし、収穫を万全なものとしたというわけであった。SLYでTrack Dayを開催するなら冬なのですよ。(笑)

そして最後に、改めて「SLYで開催された、いか天第1回の映像を貼っておこう」っというのも、お馴染みの展開すぎるので、SLY SUMMITの思い出動画を貼っておくよ。

・SLY SUMMIT おこられ走 2016 スポーツランド山梨

・SLY SUMMIT こわれ走 2017 スポーツランド山梨

SLYSIMMIT 荒れ走 2018 スポーツランド山梨 sportsland yamanashi

・Road to SLY SLY summit 2019

・SLYSUMMIT やばそう走 2019 スポーツランド山梨 Sports land Yamanashi

・Final Bout: Special Stage Japan [Sports Land Yamanashi 2019]

・FINAL BOUT JAPAN SSJ2: Part 2

・Drty.Thrty Does Japan pt.1 – Final Bout SSJ

・Lowbrain at FinalBout SSJ 2019

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this:
search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close