PHOTO,VIDEO&TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / Hiro Murata)
・Gunsai Touge Showdown // AE86 Onemake – Garage Infinity Track Day
■Chapter.01
Running FreeのKaichoから突如・・・
“あ、今度の金曜GUNSAIで走ります”
という知らせ。
「お、そうか・・・(また現地へ行っても走れずに修理だけで帰ってくることにならないと良いが・・・)」なんてこともアタマの片隅を過ったが・・
平日に、AE86オンリーのDrift Track Dayという、実にトリッキーな走行会を主催はGunma PrefectureでAE86のTuningを得意とするGarage Infinityによるもの。いざ、現地に到着すると、そこには60台弱のAE86の姿が・・・「え・・・平日ですよ・・・」(素晴らしい・・・)
■Chapter.02
GUNSAIの地は、日本のCar Mediaにとって非常に重要な場所ではあるが、Tokyonurにとってもそれは同様である。
それは、Hot Version/Best Motoringの舞台となったからという理由ではない。
2016年に、SUGA-sanもといSC FILMSことJAPLAND TVのDirectionでVideo Shootされた“Kamikaze DIVE Gunsai Attack”に帯同したことで、現在でも交友を持つ”仲間達”との出会うきっかけとなった場所であるからだ。
勿論、N.G.WRI.C(Niga Warai Club)のTaku-sanとの出会いもGUNSAIだ。(当時は4枚の70 Corollaでしたね)
“今回、N2でいくよ!”
っと、事前に聞いていたものの、GUNSAIで一張羅で走るOwner(ましてやAE86で)はとても少ない。
2020年に完成し、TokyonurでもFeatureさせて頂いたTaku-sanのN2だが、そこから更にModifyを加えている。
Taku-sanいわく・・・
“普通に買える。だけど誰もAE86でやらない。だからやった。”
という、Rear Hatchをアイローネゲートに変更。非常にアクの強いモノではあるが、Roofからの延長線上をBlack Outすることで、Hatchの良さとアイローネゲートの良さを見事に融合させている。
もう、ほんと、グレーの時代のN2から、Taku-sanの造るN2は史上最強なんですわ。
しかも、ソレでGUNSAIをDriftしちゃうんだよ・・・
(遅刻報告をしてきたKaichoからのDMを尻目に)興奮が抑えられないTokyonurなのであった。
いざ、走行が開始されると、数周のPracticeをしたのちPaddockに帰還してくるTaku-sanとTani-san。
“おっかねーーーーーーー!もうやだ!無理無理!広場のDriftの方が楽しそう!みんなで広場で走ったら楽しそう!”
っと、GUNSAI A Courseに恐れおののくTaku-san。
それもそのはず、試走2周目にも関わらず、いきなりDriftを始める遠征勢が早々にCrash。
その後も大事には至らない程度のCrashが続き、走行する台数も手堅いEntrantになってきたところで、再びCourse InをするTaku-san。
そこから楽しさの導火線に火が付いたTaku-sanは、先頭で常に快音を轟かせながら隊列をLead。無茶苦茶楽しんだようで、当日の最多Rapを刻んだのかもしれないとのこと。
Tani-sanもイイ感じ!
いやぁ~でもあのN2がGUNSAIで斜めに飛び込んでくる姿は、本当にシビレましたね。
素晴らしいBuildのクルマ、素晴らしい走り(先頭でHalf Spinは何回かあったみたいだけどw 被害者数台のうち1台はSato-san 笑 )、Tokyonur的にも納得のPhoto Shootingをすることが出来て、満足度高し!
心のなかで「いやぁーTaku-sanマジかっけぇーーー」っと何度唱えたことか・・・有難うございました!
お昼前に到着したKaicho・・・
多少のTroubleはあったものの無事にCourse In。したと思ったら、僅か数周でRearを小破・・・(大破?)
“いやぁ~そんなハミだしたつもりは無かったんだけど・・・”
っと言うものの、真後ろを走行していた4AG ClubのSato-san(SNR)いわく・・・”とんでもない量のPartsが飛んできた!”っと爆笑しながらPaddockへ帰還。
走行には支障がないLevelのCrashだったため、日没まで走行を楽しむことが出来たようだ。
■After Word
GUNSAIはとても危険なCircuitであることは、誰が見ても明らかである。
“Riskを取ればイイ画が撮れる”
不特定多数のDriverが走行する、GUNSAIの走行会においては、そんな自分本位なことだけで撮影やGalleryのSpotを判断してはいけない。
Tokyonurも、通常であればCornerのOut SideでCameraを構えることはしないが、今回撮影した対象となるDriverのSkillを信じることができて、尚且つ己の身を守る最後の手段を身近に備えたうえで(例えば太い樹木)、今回の素材をCaptureすることが出来たのだ。
決して同じ場所で、安全だと思って撮影することはしないで欲しい。
それは、Course MarshallのStaffですら、この小屋の中であってもちょっと怖いから、下がっているようにしているという程なのだから。
“自分が怪我するだけなんだから良いじゃん”
というわけにもいかなく、何かことが起きれば世論は許してくれないし、この貴重なPlaygroundをBashingの対象の火種になるようなことは、起きないほうが望ましい。
以前、2段ガードレールの隙間に指や靴のつま先を入れて寛ぐGalleryを見掛けたことがあるが、「ソレ、何か起きたら指切断ですからね。」「そのガードレール、自転車用のCourseだから、基礎打たれてませんから・・・」危機意識と想像力を欠如させてはいけないのである・・・
“FenceにCameraman Holeのある、International Circuitでの撮影の方がよっぽど安全”
“Nurburgringの撮影より恐怖を感じる”
それぐらいというか、GUNSAIでは常にそう感じながら撮影をしているのである。
最後は苦言で締めくくるようなカタチにはなってしまったが、今回のTrack Dayで大きなCrashもなく、安全に遂行できたのは、各所にCourse Marshallを配備した主催者の安全管理が行き届いていたおかげですね。有難うございました。
(NTT Docomoは相変わらず圏外Area多数でした・・・トホホ)
■Bonus Images