PHOTO & TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / HIRO MURATA)
・Lowered 2 Perfection New Year Meet // BFM “Pan Matsuri” 2022
■Chapter.01
“Lowered 2 Perfection=L2P”
日本のUSDM/JDM Car Clubにおける老舗。TeamとしてのRootsはUSにあり、2003年にLowered 2 Perfection Japanとして歴史を積み重ねていくこととなった。
■Chapter.02
TokyonurとL2Pの繋がりはL2Pの年長組のMitsu-san(EJ1/SW388)とTakeru-san(FD2/RR)のみで、Tochigi Prefectureをベースに活動する”L2P若手勢”とは接点を持っていなかった。(” Kday!! ” Chapter 9ではL2P Tacosを御馳走になったのも、今となってはいい思い出)
今回、その若手達とMeet Upするきっかけとなったのは、L2Pが持つ奥深い魅力が発端だ。
L2Pの黄色担当ことSeiya-san(Tuke-Tan)とインテグラインテグラーレマンことKohei-sanの2名で活動している”L2P雪山部”への同行打診だったが、Kohei-sanの居住地が変わってしまったことによりその活動は縮小。そこで、”雪山部ではないけれど新年のパン祭りはどうですか?”っと招いてくれたわけだ。(L2P雪山部はまたタイミングが整ったら・・・)
L2PのHome Townに店舗を構えるBakeryに集い新年を祝う”新春パン祭り”。Takeru-sanがElement SCに乗っていた時代から開催されているので、実に10年以上もの歴史を誇る。(当時、SCに同乗したMitsu-sanは乗り心地が悪すぎてパンどころではなかったという逸話も・・・) 今回、Mitsu-sanとTakeru-sanは多忙につき参加はかなわなかった。
Mugen DC2 / DB8、Sputter DepositionのMF10(Wekfest Japan 2021)とPolishのMF8、余りに共通点が多岐に渡るため、2台共にL2Pだと認識していたが、DB8のYanagi-sanはL2Pではないということをこの日初めて知ることに。
本来であれば、Wekfest 2021でこの2台並ぶPlanだったはずだが、当時の世情を考慮し各々の意志を尊重する判断がとられ、Yanagi-sanのDB8がPort Messe Nagoyaに並ぶことは無かった。つまり今回がPolish MF8を履いた状態での姿は初見だ。
この2台の完璧すぎるFull Mugenを目の当たりにすると、当時の貴重なBody Kitだからカッコいいという補正ではなく、純粋な気持ちで”カッケェーナ!”と思えてくる。寧ろ当時はMugen Body Kitに対してそこまで魅力を感じていなかったので、実に不思議な感覚だ。JDMのPartsだけれど、L2PのFilterを通過することでDetailへの拘りが昇華し魅力が増してくるのだろう。
その他変態的車種も集う・・・
Dodge RAM Pro Master Cityなんて日本で所有する意味・・・とは言ってはいけないが、変態が過ぎる車種Choice。誰がどう見てもFCA GroupゴリゴリOEM臭しかしないが、当然のごとくFIAT Dobroベース。
FIATのCircle形状のEmblemの台座に対して収まりが悪すぎるRAMのEmblemを載せるパワープレイは愛らしさすら漂う・・・ひっこしには便利そうだ・・・
Kids達にはお年玉代わりにHot Wheels配りOjisanも登場・・・大きなお友達には・・・
■Chapter.03
L2Pも近年では、他のTeamのようにConstantに度肝を抜くShow Carを作り上げているわけではないが、それは長い歴史を持つTeamにとっていずれ訪れる瞬間であり、Life Styleの変化や家族中心のTermに入り”クルマイヂリ”は一旦お休みであったり、現状維持を迎えているだけで、次なる一手を皆で語らう姿がそこにあった。
テキストで表現すると妙な言葉にはなるが、L2Pを見ていて感じることはGentle感。それはクルマの造り込みだけでなく、立ち振る舞いやクルマの遊び方を含めたLife Style全てだ。自らのSenseやTechnicをひけらかすことなく、Show Carであっても遠征だって容赦なく乗り回す。そしてHonda Sportsだけと思われがちだが、通勤車両も各々の趣味性の高い日欧米多種多彩で抜かりなく、楽しいクルマでON/OFFを楽しむ。これがTeamとして長い間、Communityを健全に維持するための秘訣なのではないかと感じた。
※Gentle感とは言ったものの、Tuke-Tanの日々のTweetは実に興味深く、KC-TradingのUeda-sanが朝刊の生真面目なColumnだとするならば、Tuke-Tanは風刺の効いた4コマ漫画的な痛快な夢落ち上等な呟き。言葉選びにLyricistとしてのSenseを感じる・・・
■Bonus Images