PHOTO,VIDEO & TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR) ※Passenger Seat GoPro Camera : Unknown
・SAGAMI DRIFT BROTHERS // Tacchie So-Ko-Kai at Mobara Twin Circuit
■Chapter.01
TokyonurのFeatured Postの掟として、”そのクルマの主戦場となるシーンとStaticなシーン”は一緒でなければならない”という個人的なルールをかしてきた。しかし、先日FeatureしたJJのCrownとYuyaのSkylineはDrift車両であるにも関わらず、StreetでのStaticシーンのみの撮影となっていた。これには理由があり、2人は離ればなれの生活をしており兄弟が揃うタイミングが極めて稀なのである。そして2人のクルマが仕上がったタイミングというのも、あの日あの瞬間しか無かったというわけだ。
撮影が終わった後、JJはこう言っていた。
『次は10月のタッチー走で兄弟一緒に走ります。』
『でも、油断しないでください、コイツ(Yuya)がそれまでにやらかすかもしれないので(笑)』
■Chapter.02
そして月日が流れ、いよいよ”タッチー走”当日を迎えた。FSW Drift Parkではお馴染みの走行会だが、Gr.B時代のRally Acropolisを彷彿させる熱狂的な観客Styleが物議を醸しただけに、初の茂原開催に緊張が高まる。
開始早々の2ヒート目のコースインラップに衝撃が走る・・・
最終コーナーへのアプローチで突如姿を消して土煙に包まれたJJのCrown。
『ストールしてステアリング戻せなくなって土壁にいっちゃいました(汗)』と、綺麗な姿は一瞬にして過去のものに。今回のタッチー走は一族総出で参加しているだけに、兄弟、嫁、親、の目の前で失態を晒してしまった・・・弟よりも先にね(^-^;
このアクシデントをSNSで知った、(絶賛リハビリに勤しむ板金屋さんのふりをした主夫)”Okata-san”は『これでこそ相模だ!』と言わんばかりに、ちょっとだけ嬉しそうにDMを送ってきた(^^;コラコラ
まぁ確かに、これでリアルな相模感は増長されたのは事実だが、流石にJJもガッカリした表情を見せていた。”キレイな状態で撮って貰えていて良かった・・・”ってね。(^^;
車両自体のダメージはそこまで深刻ではなく、WRCのService ParkばりにSAGAMI CREWによる手厚い”Service”をうけて走行を再開した。そして、全世界待望の”最高にトガった相模原の兄弟ツインドリ”を披露。ようやくこの瞬間に辿り着くことができた。感無量である。
その後も兄弟に纏わる不運は続きYuyaはコース上でStop。これまたSAGAMI CREWによる手厚いServiceで事なきを得たようだ。
更にはeSports界の期待の若手との呼び名高い三男も手痛い初陣となった。”これは誰しもが通る道”と温かい声に包まれていた・・・
別の機会にYamadoにその話しをしたところ『彼は確かにe-Miniで速かった。』とeSportsでバトルした際のことを覚えていたようだ。
『こうやって三兄弟は成長していくんだね!』って言葉で閉めようにも、全員無傷では帰れませんという波乱含みなタッチー走なのであった・・・
■Bonus Movie
■Bonus Images