JDM vs USDM // Toyota 4×4 Harvest Road Trip

PHOTO&TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR)

Special Thanks : Photo Second Unit – Shun Kuroyanagi

・JDM vs USDM // Toyota 4×4 Harvest Road Trip

■Chapter.01

10月に入り日本はとてもすごしやすい季節に突入。収穫の秋ということで、動植物の観察の為に近代Toyota 4×4の皆様と大自然を散策。今回のMemberは”ベッド貫通のKing Shockとか入ってないクラス”ということで、比較的マイルドなLooksだがディティールを見れば実にバランスの良いパーツセレクトがされている4台だ。

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TacomaのYu-sanは赤いEK4の印象が強いが、嘗てはJZX100/JZX90でDriftをしていたGrip/Drift/Offroadカテゴリー問わず幅の広いクルマ遊びをしている”タイヤが付くものは大抵好き”っというタイプだ。エクステリアはTRDのSkid Plateを始めとしたサラリとしたパーツセレクトに留めており、WheelはJDMブランドのENKEI RPT1を履いている。そして相当な雨男とのこと。ま、私も台風オトコではあるが、そんな二人が揃っても午後は熱すぎるほどの快晴を迎えた。

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因みにYu-sanは前日まで近隣エリアでCampをしていたので、ベッドにはOutdoor Equipmentが満載の状態で合流をした。奥様からは”ランタンとか割れ物も積んでるから気を付けて欲しいわ!”クギを刺されていたので、今回のHard過ぎないRoad Tripは丁度良かったかもしれない(笑)

“嫁さんがAya Ueto説”を信じこんでいる人もいるらしい4AG ClubのUG-san(Corolla GTS)は新車並行の4Runnerが納車されたばかり。暫定状態のWheelとのことだが、このNarrowなLooksは”ダカールラリー市販車無改造クラス トヨタ車体 Team Land Cruiser感 “が漂ってきて、コレはコレで強者感が漂っている。いっそのことサイドウィンドウ、クォーターウィンドウ、リヤウィンドウを全てパネルで埋めてしまえば、完全にダカール車両になるよねっと冗談を言ったりも。4Runnerでダカール仕様はちょっと新しいかもしれない。(笑)

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冗談さておき4Runnerではお馴染みのHigh Clearance Bumper Cutも”そのうちやるかも”っとのことなので、日本では少数派な激しい路線の現行4Runnerが誕生するのかもしれない。

そして御自慢のAxial( ゚Д゚)

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D21→Tacoma→FJ Cruiser(US)→4RunnerというAmerican Offroad愛を感じる愛車遍歴のSSK-san。4Runnerも納車直後にTRD Offroad仕様に。更にARB Side Awning、MAXTRAX、BAJA Design Spot Light、タイヤ外径とマッチした程よいLift Upといった内容で、”暑苦しさToo Much”にならないツボを押さえたモディファイ内容だ。

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そしてNomu-sanのLand Cruiser Prado。北米ではLEXUS GXとして販売されているToyotaの伝統的なミディアムサイズの4×4車両だ。私は以前から”今乗っているElementが完全に不動になった場合、LEXUS GX(V8)を北米から輸入する”と豪語するぐらい、LEXUS GX/Pradoというパッケージングがお気に入りなのだ。日本では、デザインがマイルドになってしまったNissan Xtrailに失望した人達の受け口になっている。

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LEXUS GXはDrift Event “Fina Bout”のEntrantやSupport Crewの間でも重宝されている車種でもあり、北米の地ではGXのOffroad Communityが実に盛んなのである。

“ちょっとラグジュアリー”

“ちょっとイイね”

“ちょうどイイね”

“なんかイイね”

っと評価される絶妙で稀有な存在であり、本家Land Cruiserを超える人気車種なのである。近年ではLEXUS自身がOffroad Conceptをワンオフするくらい、世の中のムーブメントにもPushされている。日本のUSDM系のEventに「なんでGXが居ないのぉぉ!」っと不思議なくらいだ。

・Final BoutのPre MeetとしてChicagoで開催されたDrift Car Meetに現れたSCS履きのGX。

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SCSは”主張の無いデザイン”っと言いつつも、日本の伝統的なBradley Wheelをモチーフにしているのは明らか。寧ろ4RunnerとかでBradleyを履いていたら”コイツ確信犯・・・”的なカッコ良さはあるよね。

・Team GoldstarのAngel(実にチャーミングなオトコ)。彼のGXは抜け目ないOverland Styleだ。

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2019年の渡米取材の際に、本人には会えたのだから実車を見たかったな。

・Kennyの仲間で頻繁に日本にへも遊びにきているCarloの爽やかDaily仕様。

しかし、日本のPradoのモディファイはとにかく難しい個体が多い。The Check Shopが製作した素晴らしい仕上がりのCR-V Black EditionのPostでも触れたが、日本のオフロードカスタムマーケットが凝り固まっていて、旧態依然のガラパゴス状態なのだ。

ボディーサイズとマッチしないホイールデザインとタイヤサイズ。eBay感アリアリな大袈裟なBull Bar・・・何もUSのOverland Styleの受け売りをすればイイという訳ではないが、とにかくまぁ暑苦しいのだ。

暑苦しすぎず、流行りのトレンドにも媚びず、かといって中途半端でもない。この絶妙なさじ加減を達成しているのがNomu-sanのPradoだ。一見すると手数は少ないように見えるが、クロームパーツの”品の良い”ブラックアウト、タイヤサイズ含め見た目のバランスが破綻しないホイール(4Runner純正)&タイヤセレクト、バランスの良い適正なLift Up、サイドアンダーミラーレス。パーツセレクトひとつで暑苦しい路線になりがちなPradoでこの爽やかさは、唯一無二の存在といっても過言では無い。

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日本だと『USDMカッコいいUSDMカッコいい!』となりがちだが、自分のElementもそうなんだけど

“日本人なんだから日本で購入できるクルマでカッコイイことをしてみよう!”

(で、最終的にそのStyleを褒めてくれるヒトが国内外に居てくれたらウレシイな!)

ってところなのだと思う。決して日本のUSDMシーンを否定するわけではなくね。

今回集まった4台に共通していることは、装飾品を多数着けたムキムキ筋肉越しのタンクトップではなく、爽やかでちょっとだけ気の効く白いT-Shirts的なクルマ達という表現が最適かもしれない。筋肉ムキムキでも美しさを損なわず、北米の地に出向いて戦えるだけの戦闘力とBuildをするBlue LabelのTundraみたいな例もあるけどね(^-^; Circle Party 2020のAward獲得も納得。

■Chapter.2

4×4の遊びというものは、周囲からどのように見られているのかということと共存せねばならない。今回のMemberが持ち込んだ車両はDailyでも使用している潰しのきかない”一張羅”でもあり強烈な悪路は好まない。

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あくまでも都会では体験することの出来ない、非日常的な自然観察の為に移動する過程を楽しむ程度だ。クルマ好きが植物なんて・・・っとは決めつけてはいけない。昨今イケてるCar Guyの間で洋モノ盆栽として注目されているDioscoreaなんてのもあるので、クルマ好きと植物というのは決して遠い存在ではないのだ。

Yu-sanは『この苔を全部持って帰りたいなぁ~』っとぼやくほど、岩石に繁殖する苔に目を奪われていた。

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各自持参したLunchを済ませ夕方には解散。私のみ厳冬期用Outdoor EquipmentのTest Campの為に、古くからの友人の牧草地へ移動した。

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■Chapter.3

完全日没後のCamp Inとなったが、作業灯として前後共に公認を取得しているRigidのLED Lightbarは実に頼もしい。単独での設営であってにも関わらず不自由なく設営を終えることが出来た。

しかし当日の午前中に抜けた台風の影響で、見事なまでの台風一過。まるで8月のような陽気。

日本の冬の伝統的なPOKA-POKA System”Kotatsu”をはじめとした厳冬期用Outdoor Equipmentは役目を果たすことはなかった・・・・The Norht FaceのSummit SeriesのTentすら張らず、Family Camp向けのColeman Party Shade 360の中で半袖海パン姿のまま就寝した・・・・まぁEquipmentのTest Campだからね手抜きでもイイね。普段はこんなんじゃないけどね。

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夜が明ければ富士山と久々の対面。ここ数回全て曇りで見ることが出来なかっただけに、ちょっと気分がイイね。日本人であってもそう簡単に見ることは叶わないのだ。昼過ぎまでまったりしてサクッと撤収し終了。

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■Bonus Images (Shun Kuroyanagi)

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