PHOTO & TEXT : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)
・35th Anniversary MOONEYES Street Car Nationals
■Introduction
これまでの快晴打率の高さを信じている者すら不安視した、当日の天気予報・・・しかし、Showの朝を迎えれば快晴。Event Closeの15:00を迎えるまでは降雨ゼロ。Shige Suganumaの晴れオトコっぷりにアッパレである。
■Chapter.01
Rocket Bunny Racing 東京襲来!(JDMメディアっぽく) でも、まさにそんな雰囲気。
TRA-KyotoのMiura-san自身の車両であるPontiac GTO(Kyoto Licenseイカス)を角地末端に、Jun-sanのCamaro(SAME CAMA)、j beatのMustangが一角を埋める。
個人的に、歴代Classic Camaroの中でも2nd GENの”この顔”が最も好きなので(悪そうで怖そうだから)、Rocket Bunny RacingからこのProjectのReleaseを見た時は興奮を抑えられなかった。
異例のSmoothing処理をされたWide Body Kit。さらに、US一辺倒ではなく随所にJDM FlavorのPartsを存分に注ぎ込むMix Culture。それでいて違和感が無いのが強烈。
昨年、唐突に発表されたTRA-KyotoのAmerican Muscle Projectだが、かつてRWBのNakai-sanがCar ModifyのCultureという側面からAir Cooled Porscheの価値を底上げしたように、新しい魂を注入されたこの3台の車両価値も間違いなく向上しているはずだ。
これまで、一部のモノ好きだけがTraditionalなApproachのみで保全していたものが、新たな風が入ることで”ヤレたクルマを起こすBuildする動機付け”にもなったりするのではないだろうか。
1320にガチに振った車両とか、このKitを装着した車両が世界中で増殖していく姿を見てみたいね。
■Chapter.02
Show開催時間内の降雨がゼロだったとはいえ、早朝や帰路の降雨が確実だったなか、それをモノともせずにOpne AirなOutdoorに展示するHot Rod Custom SHowのAward軍団の男気に感服させられる。
一般的なCar Showでは共存することない、様々なCategoryのCustom Carを見ることができるのがSCNの魅力のヒトツである。
ちょっと思考停止がするBeetle。
輝いているType II
Datsun Pickup
“ふーん、Dovic・・・DomaniのCanadian仕様か・・・”
そんな思いで通り過ぎようかと思ったら、awfilmsのStickerが超懐かしい。当時を知る者なら誰もが記憶しているだろうVideographer/Photographer/DesignerのAbbit Wilkerson。よくはがれずに残っていた・・・
“おやおや?今年も様子がおかしい仕様”なS10と遭遇
アメリカ人ですら、”なんで日本で生存しているんだ・・・”っと心の中で囁くであろう”日本のアメ車”たち
Master of HiaceなTrinityが開拓したHot RodとしてのHiace Culture。この捉え方はとても好き。
何度でも見ておきたい、Impalaの要素を注入したHiace。
他にも多数のHot Rod Hiaceの姿
昨今のCar Showで頻繁に見かけるようにあった、(サイズという意味で)大型~中型働くクルマシリーズ
対象的にMinimum SizeなFiat 500
JDMイニシエK Car
何度見てもクスグリ要素満載のLapin
常にExtremeなBuildを施すBanzai Racing Equipment
このHotrod Flavor Estimaは、Buildからかなりの年数が経過しているが、未だにこの美しさを維持しているのはOwnerの愛情を窺い知ることができる。
搬入時に「こっ!これはMitsuokaとは比較にならないぐらいDesign完成度が高い・・・」っと異様な盛り上がりをみせたNissan March
Because JapanなLorinser WheelのSienna
TRD謹製のTRD 2000は、その名の通りTRDに持ち込まれて3SにSwapされている。
まるでOwnerかのように、貴重なCorolla話しをするKono-san。(かつて何台もの100 Corollaを乗り継いできた、Corolla博士だからね)
Old School Need For Speedの世界
Honda Tuning
Motec制御の2JZ Corona
Build途中だが、既にイカスHilux。Engineered To SlideのNigelのことを思い出しそうになる。
Nikko Circuit OG-san’sは4台。
■Chapter.03
今回の我々の軍団は、特にThemeは無いものの、KP OG-san’sの2名共にSecond CarのVANでEntry。
TokyoのKP OG-sanことKono-sanは、かねてからヒッソリBuildをしてきたLHDのScion xBをパリっとOriginal Conditionで仕上げてきた。
Headlightを始めとしたExteriorはとりあえず新品が出るものは根こそぎ北米Toyota純正品に交換。しまいには、なんて地味な色なんでしょうこと、よく見るこの色からよく見るこの色へAll Paintしているのだ。(色変えしないAll Paintっていう意味ね)
綺麗なわけだ・・・
「Shido-chanも、北米Toyota史に残る絶対的不人気車種四天王の前期4Runnerを買ったし、みんなでkday遠征しているのも良いかもね~」なんて話したけど、Kono-sanはxBよりもKPでkdayに行った方が、世の中的には喜ばれそうだよね。
ただ、OG-san的には天候問わず快適に移動するクルマとして、KPで日常を乗り回すのはちょっと億劫なようだ。それでxBに投資するようになったのだけど、本来であればKPに投資した方が車両価値を高めることができるのでけど、まぁ難しいね・・・
MintなxBとは対象的な、KanagawaのKP OG-sanことGure-san。
ありのままのRustyをさらけ出すゴキゲンワーゲンのType2 Bus。「Sundialっという、出来の悪いCamping Conversion屋として知られている」と、Gure-sanは嬉しそうに語っていたよ・・・
因みにこちらも列記としたUSDMなアメ並車両。本国の元Owner使用済みの”緑の五本指のカス”が残っていたという話もあり、実にMayaku-kenもBow Wowである。
(帰りのYokohama Bay Bridgeで豪雨が降り注ぎ、涙で明日が見えないRusty Bus)
最近4週連続で同じ場所で週末を迎えている、Dirt仲間のTacomaFu-FuことYu-san。
Spectatorの視聴率も半端ない。みなアシを止めて車体の下を覗き込もうとする。
「日本って、Pre Runnerや北米 FlavorのDirt Machineを伝える紙媒体やMediaって皆無だよねぇ・・・」
多くはSlammedなHot Rod寄りのTruck Magazineだったり・・・絶対的な生存数の違いもあるとは思うけど、そうでない立ち位置のMediaとなると、お金をかけるリソースと美観センスをお伺いしたくもなるガッツミラー装着率99%な”アウトドア系自動車雑誌”になってしまうのも極端だしね・・・
“USDMっぽくないUSDM”
そうそうれは、補修部品として見た目の変わらない部分を手あたり次第Importしているから・・・
今回は上記Mindの”US Parts3点”を装着。
Front Inner Liner 3Pcs・・・
「なんだよそれ!?」
長年のタイヤ外径の試行錯誤による施して、不必要にCuttingしていた部分が「Casual Car Showとは言えね・・・」っという状態であったため、Blue Label経由でImport。(日本国内ではDiscontinued)
見た目は変わらないっと言ったけれど、FACで装着されたものを見ると謎のDeflectorが左右に装着されてる。Dirtを走ったら一撃だとは思うが、同一品番でも時々形状変更があったりするが、こういったMinor変更は興味深い。
Aero Dynamics、More Mileage、もしくは直後に控えるOil PanとTransmission保護を狙ったものかもしれない。ElementはCanada限定のRecallがあったぐらいなのでRusty対策なのかもしれないね。
30万㎞のElementの車体下部が「Sow Carのような、舐められる下回り状態」なのは、先日のHonda Cars Special Transmission交換に付随する作業として、EngineのOil Leakを全て修繕してくれた、Honda Cars Tochigi「某店」のProfessionalによるものだ。(SCN前日、FACにてCleanliness作業もしたけどね)
CANADA Label
■After World
SCNをヒトコトで表すなら”外国人に媚びていないCustom Car”
それに尽きる。若しくは、その雰囲気が好きなヒト達の集いとも言うべきか。
世界最高水準のIndoor Car ShowのHot Rod Custom ShowのAward軍団を太陽の元で見ることができたり、凄いウデあるGeekでちょっと笑いを誘う確信犯なKawaii Custom Carの姿も健在であり、はたたまちょっとイケてるDaily Drive Carもいたりする。
それでいて、みなエントラントがトゲトゲしていない。実にHeart WarmingなCar Eventなのである。
自分が年を重ねてOG-chanになって、Drivers Licenseが終わりを遂げるまで、何らかのカタチでEntryすることを続けたいなと、心の底から思う。それぐらい、お気に入りな空間。
MooneyesがPicknick StyleだったりCamp in StyleのCar Eventを開催してくれたら、もうそれはタマラナイね!
■Photo Gallery