PHOTO,VIDEO&TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / Hiro Murata)
SPECIAL THANKS : Miura-san (Lowstars)
・Signature of Major Force // Lowstars Meeting 2022
■Chapter.01
“もうこんな瞬間、2度と訪れない”
そう断言しても語弊はないMomentに立ち会うことができた。
・最も完成された日本を、世界を代表するOyama-StyleのAE86の4台
・4台それぞれが最も美しいPeakの状態
・Grip枠のため普段遭遇することが極めて稀なMajor Force Yamada-sanのN2の登場
それがどれだけ貴重なことかというと、2018年に開催されたOura 86 Meetsで3台のMejor Forceが揃った姿に衝撃を受けて以来の、4年越しの再会となった。
とは言え、これらの4台はLowstarsがもつEvent Categoryとは異なるし、来場者の多くは”場違いなOG-san達のキレイなハチロクだな”という程度に捉えていたヒトが大半だったはずだろう。
“知らない君らは遅れてました“
とまでは言うのは語弊があるが、Yamada-sanのN2号がホームコースであるNikko Circuitを走る瞬間に立ち会うことを切望していたTokyonurとしては、絶頂的瞬間とも言えるMomentだったわけだ。
成し得た多くのAE86 OwnerがYamada-sanのN2に対してアツい眼差しを送る理由は、なにもそのExteriorでだけではない。Engine Bayは”もはや普通にShow Car”といえる美しいBuild。
今回のLowstarsではGrip上級Classで、1台だけ”ほぼ別クラス”の異次元の走りを見せつけていた。
このUltra Cinderella FitなN2用のSide SkirtはYamada-san自身によるOriginal Buildというから驚きだ。ホントサイコウ!
■Chapter.02
さらに今回は、2021年にDramaticに仕様変更を遂げたKojima-sanのWasabi Reloadedも、”完成したらMajor Forceの面々と一緒に撮ってもらいたい”という願いも叶い、4台でのPhoto Shootを敢行。
Kojima-sanとも「なんかもう、ここまで完成されて美しいOyama StyleのAE86が4台揃うことなんて、今後もうないでしょうね。」っとちょっと感動的な気持ちに浸ったりもした。
近年ではガッツリ皆と走るならStock Motorの”走り用”ということで足並みを揃えることが増え、こういったExteriorに究極の拘りを持って仕上げたクルマで揃うことが年々希薄になってきているのも事実。
しかし、Exterior重視でBuildされたWasabi Reloadedの中身はBattle Machineとして作られていたものだし、いざ走ればその走りは一級品。
今回はいつものような密着するようなTandemはせず、距離をおいてTire Smoke重視な派手な走り。
Major Force 04ことUeno-sanの1号機が2021年にEngine Blowで長らく戦線離脱してしまい、今回がRebuildしたEngineでの復活初陣という、様々な事柄が絶妙なタイミング揃ったのである。
2021年にFeatureしたMajor Force GoldことSugiyama-sanのLevinをはじめ、不思議なことに、この4台は界隈で話題の”俺頑張るの家”で何らかの作業を行われたという共通を持っている。
謎に包まれた「”俺頑張るの家”への潜入取材してみてよw」なんて声も一部から上がっているので、今度何かのタイミングで訪れたいと思う。
■Afterword
今回の4台の撮影はMajor ForceのSpokesmanであるUeno-sanに長年依頼していても、なかなか実現することが叶わなかっただけに、心の底から感無量とも言える謎の達成感すら感じることが出来た。もう自分の中でのAE86はコレが最高峰だな・・・っとすらね。
長年、一途にカッコいいを突き詰めてきた人達の傑作は、一夜にしてならず!そして現在進行形で突っ走っていて「今が最高!」っというのも実に素晴らしい!