New Generation Is Here!! // Spoon Sports Brand New FL1 Civic at Twin Ring Motegi

PHOTO,VIDEO&TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / HIRO MURATA)

・New Generation Is Here!! // Spoon Sports Brand New FL1 Civic at Twin Ring Motegi

■Chapter.01

北米の地で久々のBig HitととなったFK7-8型のCIvicは”市民のクルマ”として受け入れられ、10th GENとして非常に大きな爪痕を残すことに成功した。しかし、その歴史的なCivicは僅か6年でのその製造を終え(日本市場に至っては僅か4年弱の販売)、現行であるFL型Civicにバトンを繋いだ。っという数字だけを見ると、短命に感じるかもしれないが、歴代CivicのModel Cycleも概ね5年で生産を終えているので、とかく短命だったというわけではない。

近年では10年近くマイナーチェンジを繰り返すModelが少なくないので、余計そう感じるのかもしれない。

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11th GENとなる、FL1型CivicはFK8で一部の層から辛辣なコメントが集まった”クドイデザイン”をマイルドにしたExteriorで中身は正常進化。

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(その”クドイデザイン”のベースとなった、非Type RのFC1/FK7がしっかり売れて北米で受け入れられたのだから、FK8に対して”ダミーダクトガァー”っといつまでも言い続けるのは非常にナンセンスなのである。)

FL1のLaunchの際には、HoodのShut Lineに閉口したが見ているうちに慣れてきて、これはこれでアリと思えるようになってきた。映画”Hannibal”のRay Liottaの最期みたいなDesignだけどね(笑)

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今回は、10th/11th Civic Owner’s Club Meetingに訪れてみて、Civic低迷期は完全に脱し新たなGenerationをターゲットにし、それに若い世代達も応えているというを感じ取ることが出来た。(まぁ、でも最終的にはレインボーモータースクールの教習車両が全て現行Civicになった時に、真の意味での日本の市民のクルマが戻ってきたと言えるかもしれないね。)

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■Chapter.02

Movementとして価値を向上させるという意味で、Tuning Brandの存在は欠かせない。

SpoonのFL1には、10th GEN以降の基本形とも言える、SW388、Hondata FlashPro、6Pot Caliper、N1 Exhaust(Test)を装着して展示された。

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他にも、Suspension,Sway Bar,Drive Shaft,Clutch,LSD,Air Cleaner,N1 Exhaust,Stiff Plate,Motion Contorol Beam,Brake Hose,Steering Boss,Head CoverといったPartsを開発中だ。

現行品のSW388は、発売当初こと初代SW388との比較でHonda Geek達からの歓迎する声は少なかったが(そもそもその層が近代ホンダ車を購入していないという点が大きい)、FKやFLにinstallされた姿は非常に美しい。フラットなディスクから急激に彫り込まれるセンターボアのコントラストは唯一無二のDesign。

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BlitzもFK8とFL1を展示。

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FL1に関しては今回のEventのために間に合わせたのだろうなっという状態でSuspensionとCaliperのみ。これから開発を進めていくということだ。

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自動車メーカーが「ソコソコチープではない価格層」で良いベース車両を設計する

アフターパーツメーカーもベース車両の素性が良く伸びしろもあるのでパーツを開発を行う

ある程度の「ソコソコチープではない価格層」なのでオーナーもそれなりに金銭的に余裕のあるCategoryになる

ベース車両が売れるからパーツを開発する市場価値も見いだせる

「ソコソコチープではない価格層」のオーナー層なのでアフターパーツを購入する

顧客も嬉しい

Movementとして盛り上がる

歴史に残る。

というサイクルだ。いくら素性が良くても、市販状態でブースト圧がミチミチ限界の車両とは異なり、オーナーが手を加えて楽しむ要素があるのはCivicの名を語るうえで不変な要素と言える。昔の物を大事にすることも大切だけど、自動車メーカーが丹精込めて開発した新車を買う層の方がブランドへの愛を感じるよね。Old School Honda Geek達がPriusではなく新しいホンダと古いホンダの2台持ちとかしていると、ちょっとカッコいいよね。


■Chapter.03

FL1が、この時代に”ちょっと贅沢なMTスポーツカー”として若い世代に売れているというのはとても素晴らしい。

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日本におけるこのCategoryではCorolla Sportsが謎のヒットを遂げたが、エンジンパパワーやクルマ造りの点で常にCorollaの一歩先を進むCivicの方が北米では受けれられていた。

日本だと、そこまでのクオリティーを求めない層が多かったこともありCorollaが売れたということなのだと理解している。そういった下地があって、Corolla SportsやSwift SportsといったDesignがちょっとイイよね系MT、低価格スポーツMT、といったクルマ好き層が”非Type Rのちょっと贅沢なMTスポーツカー”にステップアップしている雰囲気だね。

「こんなデカくて高価格なCivicはCivicじゃないオジサン」には、”オジチャン・・・オジチャンのCivicはもうFitでありN ONEになってしまったのだよ”っと受けいれるべきなのである。価格レンジが変わらない自動車なんて存在しないのである。


■Afterword

会場となったTwin Ring Motegiには遺構となったDirt Ovalの姿が。

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あの伝説のV-OPT Dirt Ovalの舞台となった場所だ。様々な事由で閉鎖されたわけだが、今となってはHondaもTalonでBAJA 1000に挑んでクラス優勝をするぐらいなのだから、日本でも再びDirtに門戸を開いてみてはどうだろうか。妙高でも勝ちましたしね。(笑)

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