Final Bout Special Stage Japan 3 at Nikko Circuit 2024

PHOTO & TEXT : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)

■Chapter.01

Grassroots DriftとProDori創世記のGenerationをPhilosophyに持つ北米のDrift Event、それがFinal Boutだ。つまり、土屋圭市アワーもとい、”いか天(いかす走り屋チーム天国)”をルーツとするわけだ。

そのFinal Boutも、2017年にはMotorland MikawaでFinal Bout Special Stage Japan(SSJ)として日本初開催。2019年にはSports Land YamanashiでSSJ2が開催され、翌年にはNikko CircuitでSSJ3の開催のPlanningされるも、Pandemicの影響で敢え無くCancel。

しかし、日本でのFinal Boutの成功を諦めない、Organizer、Entrant、Spectator、全員の思いが2024年に成就したSSJ3。全ての意味で完成された Full ScaleのFinal Boutとしての開催が実現した。

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■Chapter.02

・Moccomans

本国のFInal Boutへの参戦実績を持つ数少ない日本のDrift Team。それがMoccomans。

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6台の黄色軍団による団体Driftをみせてくれた。SUPER GReddy 3 EVOのExteriorが最高にCoolなYuki-sanのFDをようやく見ることができた。

・Ketsuketsu Dohmei

SSJ2のWinnerでもあるKetsuketsu Dohmeiは、Variation豊かな車両Lineup8台によるPerformanceをみせてくれた。

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・N.G.WRI.C

勝たなければいけない勝負に、文句のつけようのないカタチで勝利した、今回のSSJのWinnerのN.G.WRI.C。

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Tani-sanのこのPaintのRoots、実はRWB Nakai-sanのRotanaだったりするのは、あまり知られていない。

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“しかし、そもそもなんて読むの?”

“どこのTeam?”

そんな野暮なことも聞きたくなる人もいるかもしれないが、元4AG ClubのTaku-san率いる、元著名Teamの創設者、ドリフト黎明期の有名Team Member、その中身はSuper飲み会倶楽部という側面も持ち合わせている。

しかし、ほぼ全員が未だ現役のDrift Competition系エントラント。

Final Bout史上最高年齢のWinnerであり、Member全員の年齢を足したらイクツになるのよ・・・そろそろ若い世代に・・・なんてことも笑いのネタにされそうではあるが、表彰式でのTaku-sanの言葉は実に印象的であった。

“こんな歳になっても、楽しんでDriftできるって素晴らしいよ!そこを伝えて”

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審査ヒート含めた全てのHeatで安定した走りとTechnic、良い仲間とTeam、CleanなCar Build、その全てが揃っていたのがN.G.WRI.C。

N.G.WRI.C → Niga Warai Club → 直訳すればBitter Smile Club(^^)

・4AG Club

N.G.WRI.Cと同じく、Nikko CircuitをHome Courseとする4AG Club。4AG Clubの走りは親の顔ほど見たといっても過言ではないが、”絶対に負けられない”そんなPassionが迸る激熱な走りを1Heat目から炸裂し続けるも、そのPassionが100%超えた瞬間にもろくも崩れる。

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しかし、伝統の殺し愛 Racing(Kill Love Racing)からの助け愛♡精神で、なんとか次の走行枠までにRecovery完了。手負いの車両での走りとなり、Resultも求めていたPositionではなかったが、4AG Clubの魂の走りは多くのSpectatorの心に刺さったであろう。

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クルマではなく人間がOverheatしていく、G-manの姿が好きだったりもする♡

(1HeatのCourse in Lapから、こりゃ1日持たんて・・汗・・・という目でファインダーを覗いていたりもしました)

・Lowbrain

Lowbrainの中で印象的なMomentといえば、Johnであろう。SSJ1のころには、DriftなんてしたこともなかったJohn。それが、SSJ3でTeam Driftをしている。しかも唯一無二のCoronaという車種で。

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そして、我々にとっては至って普通の光景となった、Genki-kunのFF Doriだが、訪れた多数の海外メディアにとってはBig Contentsとなり、その後のSNSで話題を掻っ攫ったのは言うまでもない。

最後はSSJの恒例?となったRyohei-kunの接吻でThe End.

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“Lowbrain JJ・・・SpinするようなDriverじゃないと思ってたんだけどなぁ・・・”と語っていたが、JJの弟Yuyaいわく、”最近そうでもないんですよね(笑)”っとのことだ。

・Lien Sense

Long Distance Awardを贈呈したくもなる、九州のTeam。CoolなVinylのS-Chassis。

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1週間の関東滞在を満喫して帰路に就いた。

・OBLIVION

欠場Member枠として急遽OBLIVIONからEntryすることとなった、Kagi-kun(hamuだったりbzだったり色々な肩書があるが・・・)が、助っ人として期待以上の役目をはたしていた。(因みにNikko Circuitを初走行・・・)

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以前、S14の色が変わる前にTokyonurでFeatureしたことがあるが、現在のSuper Wideとなった姿も実物を見れば、彼らしいSimpleな拘りが凝縮されたLooksであった。

そして、彼はSSJ1~SSJ2にGalleryとして参加しており(当時はまだDriftなんてしてもいなかった)、SSJ3にはEntrantとして参加したことで、目出度くSSJ皆勤となった。

LowbrainのJohnと同じく、成長を感じさせるヲトコである。

・Realize

本国のAuto Factory Realizeとたまたま同名な日本のRealizeは、SSJ1~SSJ3皆勤の数少ないTeam。もしかしたら唯一?

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今回はこれまでのS-Chassisではなく、それぞれがWide Bodyの車両を持ち込んだ。

・Team Charme

重量級4Door Drift Gangstaともいうべき、Team Charme

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BEST IN SHOW、つまりTeamとしての美しく統率されたBuildがされたいた賞を獲得した。

・D~Realm

AVS Model T5が最高にCoolなJZX100。

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・Team Highest Run

Drift CarにLowrider FlavorのArt workという組み合わせが実に日本的なCrestaをはじめとした、JZX100のTeam。

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・Street Junkie’s with Revolution

SSJ Showupへも参加してくれた、Street Junkie’s with Revolution。

Ultra LowstyleなS-Chassis2台と、JZXという編成。

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古のCollectionに度肝を抜かれた人も多かったのではないだろうか。

・HYPER EDGE with Destination

長年SSJへの参加を切望していた、KAWAII ITASHA-S15でお馴染みのDestinationのInokuma-kunが、HYPER EDGEの混合TeamとしてEntry。

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Gunma PrefectureのTechnician揃いのTeamだけに、CleanなLowstyle BuildにDeep RimなShiny Rimでありながら、接近した団体Driftをみせてくれた。

・Team Darkrais

Ultra DangerousなBig Wingを装着したS15を始めたとしてLowstyle S-Chassis 3台のTeam。

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・Team Enjoy

Competition系Buildの5台で終始接近した団体DriftをみせてくれたTeam Enjoy。

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・Team Wonder

“もはやWorks Team”と表現しても過言ではない、Nikko CircuitにおけるCheat級の凄腕Team。2位というResultを獲得するも、”場違いでした(汗)”と語っていた。

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とは言え、Nakamurayaの2台のS-Chassisの走りは、Drift Panning Photoshootの永遠の教材ともいえるべき、安定感と迫力という決して交わることないPerformanceをこれまでも常にみせてくれていた。

“ドリフト写真の流し撮りが上達しない”

という人は、是非とも2人のNakamura-sanの走りを写真に収めるところからStartしてみると良いだろう。

“ウマい人の走りは撮りやすい”

という実例そのものだ。

・SLKY HOUSE RACING

ヤマナシのピカソと誰が言ったかしらないが、言われてみれば確かにそうかもしれない、Art系Drift Carでお馴染みの、Ishiai-sanを筆頭としたSLKY HOUSE RACING。

そのTeam名の由来は、Drift LegendsであるYoich Imamuraの本職をRootsとするもの。

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・Event Sponsor / Supporter / etc

Chase Baysは所有するS15と、Supplier協力するAriosのMclaren MP412C GT3と360 Modenaを持ち込んでくれた。

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Super Car Driftという、超Domesticな日本ならではの光景に、海外からの視線もアツかった。

Team HEYMANのRobbie Nishidaは、Judgeとして参加するかたわら、Spectatorを楽しませるもてなしとして、さまざまな車両から厳選し、懐かしのYelloe Bullte2ことSR Swap JimmnyでDemo Run。

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「こんなShort WBの車両の扱いはどうですか?」

っと尋ねれば、さすがはProfessional Drift Driver・・・

“すこしQuickな動きをするS-Chassisかな”

“Tireも比較的Low Gripなものを履いているので、そーゆークルマと思っていれば扱いはイージー”

SSJ Show Upに続いて急遽助っ人参加となったY Plate Gangstaでお馴染みのRobert。

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だいぶ、Drift Carっぽく使い込まれてきたね( ;∀;)


■Chapter.03

今回のSSJ3。

Parking Ticketが事前にSold Outしただけでなく、Nikko ShokudoやGoods売り場は常に長蛇の列。あげくに、かなり余裕を持って用意されたMerchandiseも、Apparelは当然のごとくStickerや細かいものまで全てがSold Out。

Tokyo Domeに居ないBruno Marsこと、Rodneyが店番をしていた。

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通常のNikko CircuitのWeekendといえば、CompetitionやTrack DayにEntryしている仲間内のみという光景だったが、今回のFinal Boutは真の意味でのSpectatorが大挙していた。こんなNikko Circuitはみたことがないぐらい、強烈なInboundriftevent(インバウンドリフトイベント)であった。

この成功には、Host TeamとなったLowbrainを始めとした、多くの縁の下の力持ちがいたからなのであるので、最後に彼らの名を記したい。

SPECIAL THANKS

Team Freee’s & FAC:DEN Style / Yoshi-kun / Takkun / Hikaru

SAGAMIKAN:Yoshiki / Hiroki / Sawa-Chan / Bruno / Ibuki / Kyosuke

Constantfun:Matthew

Naoki / Mana / Suguru / Shunsuke. and more…

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Photo Album

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