PHOTO,VIDEO&TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / Hiro Murata)
・Diary of the Lowbrain 2022 // Corolla Van Shekedown at Nikko Circuit
■Chapter.01
WEKFEST Japan 2022で強烈な”Mechanicalism”を世界中のBuilderにあたえることとなった、LowbrainのKaichoことYassan(Takuya)のCorolla Van EVO II。
しかし、彼らは作って終わりではない。Racing LikeなPushrod構造をもつ、あの独創的なRear Suspensionは「Driftで成果があったのか」ソレが最大の目的であり、今回のCar Modify Wonder Track DayのShekedwonでその判断が下されることとなった。
外から見ていても、拍子抜けするほどの快調そのもの。Yassanも1ヒート目終了後に、当然のことながらジャダーは一切発生せずに、Potential Upと戦闘力の向上を感じ取ることが出来たとのこと。気になる足回りの動きは、Movie後半を要チェック!
Ryohei-kunも安心して背後からTandem Drift。喰らいつく。
前後にAE86の足回りをConversionするTraditionalなProcessではなく、独創的な彼らのヤリかたで数々の問題をClearし、見栄えと走りにおいてもクセの強い美学を貫きとおした素晴らしい結果となった。
苦労していた、あの頃の(2020年)仕様の車載動画をご覧あれ。
今回のCorolla VanのShakedownには、WEKFEST Japan 2022でも興味津々だったVideo Option/Drift TengokuのKawasaki-san(Leather Edge Strange Bad Smells Boss)も取材に現れた。
偶然にも、Camera Crewが令和のCorolla Vanで登場し、昭和のCorolla Vanと2Shot。
これまでLowbrainは、MainstreamのBig MediaでFeatureされることは、そこまで多くはなかった。どちらかと言えば、Underground Hero的な、JAPLAND的な、GT2535的な、Atsugi/Sagami Areaで熱狂的にRespectされるTeamであった。
それが、このCorolla VanのBuildを機により多くの世代とCar Freakの目に留まることとなりBig Mediaでも話題となる。それが、同じGenerationのTeam Freee’sとLowbrainによる競作(狂作)っというStoryも実に素晴らしい。
当日の模様はVideo OptionとDrift Tengokuで紹介される予定なのでオタノシミニ。(4ページぐらいをアナタに!?)
■Chapter.02
Ryohei-kunは、Video OptionにE46をScoopされたばかりで、Kawasaki-sanとは数日ぶりの再会となった。
そんなRyohei-kunのHachiは、Traditionalな赤黒Look+Toscoに仕様変更。これまで、Track DayごとにUSDMだったり、Body同色Goodlineだったり、様々なStyleを見せてきてくれたが、Tokyonur的には今回の仕様が一番好き。
同日開催の邑楽ハチロクミートでお眼鏡にかなう(予算的な意味で)Stock Rear Bumperのオツカイは叶わなかったようだが、そのうちRearもJDM Bumperになるのだろうか・・・そうなるとCarloっぽさはある・・・
Entry名が”John万次郎(卍郎)”なJohn。
SSR Meshに目がいきがちだが、今回のDrift PerformanceにおけるMVPと表現しても良いぐらい、今回のJohnの走りは素晴らしかった。
もともとNikko Circuitでの走行イメージの少ないLowbrainだが、その中でもJohnはDrift経験が浅いのだ。それが、今回のDry、Half Wet、Heavy Rainと目まぐるしく変わるConditionに対応。
しかも、滅多に見ることが出来ないLowbrainの団体でも先頭で安定したDriftを披露。安パイな浅い角度ではなく、コレをみて欲しい。
1年前だったらソロであっても心配になってしまうような攻めたAngleでDriftをしているのだ。この走りに刺激を受けた他のLowbrainのCrewも触発され、過去イチでアツい走りをしてくれた。
※本来、Tokyonurでは車両の角度が揃っていなかったり、構図的にMaximumになっていたり、数台ブレている、といった写真を世に出さないのだが、彼らの熱意が上回り、”これは出すしかない”っと気持ちを高ぶるものがあった・・・
SAGAMIのYabai 3 Brothersの次男YuyaのAltezzaは相変わらずの激しい走り。
北米ではIS300としてRisky Devilの間で重宝されていたBattlemachineだが、ここ日本では走りも見た目もキマッたAltezzaはそこまで多くは無い。
さらに、近年の日本ではDriftをしたいという若者に対して、予算と程度が合致するS-chassisやJZXが限られているなかで、YuyaがAltezzaのメリットをLowbrain/Freee’s OGに解説している姿があった。現状の遊び方なら、デフォルト装着のトルセンで充分楽しめるし、一時は上がった相場も最近は落ち着いてきたとのこと。でもこういった再考をすると、また上がっちゃうんだろうね(笑)
■Bonus Images( ゚Д゚)