Rega of Legends // Tatsu’s Honda Civic Type R Mugen 2002 (EP3)

PHOTO,VIDEO &TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR / HIRO MURATA)

OWNER : Tatsu a.k.a Bobby Niki (@tatsu.ep3)

・Rega of Legends // Tatsu’s Honda Civic Type R (EP3)

■Introduction

これまでTokyonurでは幾度となく”EP3 Hate発言”を繰り返してきたことは、特定の層に知れ渡っており、今回のEP3のFeature Coverageに驚きを隠せないヒトもいるかもしれない。

クルマの生い立ちとしても、EP3はキャラが尖った存在ではない。

英国生産、主な販売地域は日本と欧州、北米ではSiがひっそり販売されるのみ、シビックの存在感として肝と言っても過言ではない非スポーツグレード(ES含む)の存在感は日欧米全てのエリアで地に落ちた。そして、物理的な意味で静止状態であればその設計思想は新しくて正しいが、走行中の自動車の設計としては完全に異端であり、ストック状態以外の要素を全く受け付けない「TARABAGANI – タラバガニサスペンション」の採用で、完全にチューニングシーンから断絶される要素となったのは、今更説明するまでもない。(あ、うっかり止まらないEP3 Hate・・・)

TokyonurでFeatureする車両は基本的に(ありがたいことに)世の中への初出し物件であったり、そのOwnerにとっても物凄く意味のある大切な瞬間ということを大切にしており、「相模の田んぼの背景でお馴染みのこの青いEP3は散々見たんじゃないか?」っと感じるヒトすらいるだろう。

そう、今回Featureするのは説明不要の相模の押し売り・・・・いやEP3の魅力を語らせるとやかましいBobby NikiことTatsuのEP3だ。

Chapter.01に入る前に、Bobby Nikiが(Tatsuというネーミングよりもこちらの方が読者も読みやすいだろうと思いつい・・・)、何故EP3というクルマを選んだのか聞いてみることにした。

若かりしTatsuは2012年頃まではNissan March (K12 – SR)に乗っていたのだが、様々な経緯で「NAに乗るならホンダかな・・・」といった理由で、EP3/DC5/CL7/FD2/FN2のいずれかを検討。その中から比較的初期投資のハードルが低かったEP3/DC5/CL7の3台に絞られた。

そこから「ちょっとだけレアで、おかしな位置に設置されたShift Knob(おかしな位置に繋がるタイロッドエンドには気付いていたのかな・・・・)」に魅了されEP3に決定する。

現在は後期Lookの状態ではあるが、購入当初は前期(白)だった。多くの人がEP3の前後期なんて気にしちゃいいないし、理解もしていないが分かりやすいポイントをあげるとFront HeadlightのInner LensがChromeでギラついているのが後期だ。

さらに言うと、前期よりも後期の方がアグレッシブな造形をしている。前期はFunny Faceで後期はMassiveといった感じだ。

話しの流れ的にどうやったってこの画像を貼らないわけにはいかないだろう。

2017年にSuper Streetを始めとした様々なTuned Car MediaでFeatureされたJosephのEP3が現れた。

“Super StreetがMediaとして元気だった頃”っというと、時代の流れを痛烈に感じることになるが、このクルマが誌面を飾ったのを憶えているヒトもいるだろう。

攻撃的Mugen LookのJosephのEP3に衝撃を受けたTatsuは、Joseph本人にContactをとりHommageする許可をえることに成功。

とはいえ、そのまま完全Copyというわけではなく、日常生活を犠牲にしない範囲で自分らしさを取り入れたModifyを行っていくこととなった。

(今となってはVertical TypeのRear SpoilerやFront Bumerの肉抜きもToo Muchな印象はあるしね。)

もはや機械翻訳ですら拒絶するであろうこの回りくどいintroductionは、どうやら特定の層が欲している感すらあるので、あえて書いておくよ・・・


■Chapter.01

前代未聞の長さとなったIntroductionだが、ココからは「何故、今、Feature」なのかということを語り、足早に紹介していくことにする。

JosephのEP3と大きく異なる要素といえば、SiではなくType R、PolishのMF10ではなくRegamasterを履いているということだろう。MF10は調達上の理由もあるだろうが、今となっては”Regamaster Otaku=Bobby Niki”とすら感じるし、復刻されたRegamaster EVOの影響もありMF10よりも少しだけ新しさを感じることも出来る。

そしてなによりも、昨年末にDead Stockの伝説的なRegamaster Brightを入手したというのが大きい。MF10 Polishに対するRegamaster BrightというAnswer。EVOではないので、Center Capもあり、Center Bore自体は浅くなってしまうのだが、これを履きこなせるのはTatsuのEP3しかこの世に存在しないのではないかとすら思える。

次いで2022年にはMugenのFront Under Spoilerを日本のEP3 Communityから譲り受けることに成功し、満を持してJosephのEP3 Hommage Projectは一つの到達点を迎えることが出来たというわけだ。しかも、WEKFEST Japanへの初Entryというタイミングでね。

そんな重要なMomentなのだから、TokyonurでFeatureさせて欲しい!っと、これまでのEP3 Hateを撤回し撮影となったわけです。

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■Chapter.02

今後はEngine Bayを美しくしてきたいようだが、これも日常での移動を著しく低下させるようなことはせず、あくまでも純正然とした佇まいと多少の色気を出せていけら良いなっというのも、彼なりのカスタムカーと長く付き合っていく秘訣ともいえる。

とはいえ、ここまでこのEP3を昇華させたのは、本人だけのチカラではなく、”SAGAMIで異常発生した”尖ったEP3 Communityの仲間達の影響はとてつもなく大きかったと語っていた。彼のIGを遡ると、それはなんとなく理解することが出来た。

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■SPEC

□Engine

・MUGEN Engine Mount

・HKS Racing Suction Reloaded

・SPOON Exhaust PIPE-B

・3QCARS Morimorikan

□Suspension

・LARGUS SpecD F12k R 16k+1k(Craftz)

□Tire / Wheel

・TOYO TIRES Proxes R888R 235/40/17

・DESMOND Regamaster Bright 9J +45 17

□Exterior

・Brilliant Sporty Blue Metallic Painted

・TOP1 MOTORS Front Spriter , Side Skirts

・MUGEN Front Under Spoiler , Front Sports Grill , REAR WING

・INGS N-Spec Aero Bonnet

・BUDDYCLUB Racing Spec Rear Bumper

・SPOON Monocoque Caliper

□Interior

・BUDDYCLUB P1 Limited Edition Seat (R&L)

・PERSONAL Blitz 33φ Steering

・ASR Steering Wheel Adapter and Spacer (4inch)

・HYBRIDRACING V2 Short Shifter Assembly

・HYBRIDRACING Stainless Maximum Performance Shift Knob

・Black Suede Instrument Panel

・Checkerd Door Fabric Panel

・US HONDA Civic Si Gauge Cluster

・UK HONDA Black Floor Carpet


■After Word

完全にBobby NikiにEP3嫌いの性癖を捻じ曲げられた感はアリアリだけれど、Brilliant Sporty Blue Metallicという色、外装パーツの手数はそれなりに多いが散らからずにしっとりとまとめ上げる完成度、そしてなによりも日常で苦にならない乗用車としての日常の移動を苦にしないModify StyleあってこそのFeatureだった。

Tokyonurでは「トニカクスゲー職人芸が冴えわたるカスタムカー」もFeatureするが、個人的には乗用車なのだから常用することが苦でならない状態こそが最良であるべきで、そのStyleでいれば長くそのクルマとも付き合っていくことができると思っている。

(LOJのishiyan-sanも似たような言葉IGに書いていたよね)

日々気楽に乗れるということは、Milageを伸ばしてしまう要因でもあるが、日々動かしていることで不調にも気づきやすく、小まめなMaintenanceをすることで内部機関的には良好な状態を維持することが出来るしね。

誰が見てもカッコ良くて、普段乗るのも無理が無くて、なんなら昼間に環七の内側を怯えずに走れるぐらいが理想だね。

そうそう、自分のElementとも設計や思想含め、ちょっと通ずる部分が多いんだよね。

あのSpoonですら”Tuning”には不向きだったと”開発を中断した、悪名高きタラバガニSuspension、RegamasterとSW388、Spoon Caliper、Toyo Tires、日常乗っても苦にならない、オトコ以外にもなんかカッコいいorカワイイと言われるお得感・・・

そして、歴史的に偉大なクルマでもないし、Partsの供給は既にじり貧なので、今から高い金を出してまで買うクルマではない。っということも共通してるね(笑)

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