Honda Style Meeting Prep // Spoon Gravel Crew – Honda Element “Spec Tokyonur” 2020

Photo & Text : Hiro Murata (TOKYONUR)
SPECIAL THANKS : DAISUKE JOMOTO (SPOON) // YUKI IMAMURA (OTAMA LLC) // KAZUNORI KIZU (BLUE LABEL AUTO ENGINEERING) // HIROYUKI MITAMURA (FREEE’S AUTO AND CUSTOMS)

・Spoon Gravel Crew // Honda Of America Element “Spec Tokyonur” 2020

久々のTokyonur’s Elementの年次改良のPostです。USDMに縛られるわけでもなく、Overlandを始めとしたシーンを追うわけでもなく、日本製のカッコいい部品と職人のスキルを最高レベルに昇華させる手業と、必要に応じてMade in USAのCustom Partsを取り入れるStyle。OTAMA LLCのImamura-sanいわく『それニュルスペックw トーキョーニュルスペックって新しいジャンルだよw』っと表現してれたが、まさにドンピシャな表現といえる。

今回の作業Reportは3月の車検時に行った構造変更(高さ/幅/追加灯火類の作業灯公認)と同時行った作業も併せて公開。(撮りためた作業を一気にお届けします。)

■SPOON SPORTS 4POT Monocope Caliper

『ココだけ見たら100% Civicだよね』というのがテーマではないが、Wheelをクロースアップしたアングルは15InchのSW388を履くOld SchoolなEK9の姿そのものと表現しても過言では無い。

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しかし、Fashionではなく必要に迫られての選択なのである。Heavy Duty Roof Rack、LED Light Bar、Pro Eagle Off Road Jackをはじめとした重量物に対応すべく、StoptechのDrilled Slit RotorとSports Padを装着していたが、路面状況によってはBrakeがCapacity Overに陥ることもゼロではなく、『止まる』という自動車として基本的な要素をUpdateすべくSPOONのJomoto-sanに相談。

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4POT Monocope Caliper(Reverse Type S2000用)のCaliperをChoiceした。装着作業は、お馴染み”Freee’s Auto&Customs” DEN-chan(Mitamura-kun)に作業を依頼。しかし、現行品のSW388 15InchとのMatching情報は極めて少ない。

市販VersionのSW388は15inch 8J+35というサイズだが、Elementが装着しているSW388は15inch 8J+32という特殊なもの。この3mmの差で辛うじてCaliperをかわすことが出来ているのだ。(但しクリアランス的に余裕があるとはいえないので、今後対策予定だ。)

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Winter Tire用で履いているRAYS TE37 7J+35だと、現状のままでは完全に干渉するので装着不可能。これはOffsetの相違によるものではなく、単純にリムとスポークの厚さによる影響だ。SW388の15InchにMonocope Caliperという組み合わせは、本来であればCaliperを削る加工が必要になるということだけを書き記しておく。Wheelが16Inchであれば問題なく装着できるはずだ。

とはいえ、S2000でもIntegraでもCivicですらないElementへの装着は一筋縄ではいかない。Imamura-sanからも多大なるTechnical Adviceを頂いた。

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当然Element用なんてものは存在しないが、マウントに関しては無加工で装着することが出来た。Caliper干渉問題は回避したところで、Rotorに対してCaliperのCenterが出ない問題が発生。

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社外Rotor(Stoptech)を装着していることによる影響かもしれないが、キャリパーに対してローターがセンターが出ず、これはJomoto-sanからのAdviceでRotor自体を外側にOffsetすることで対応した。オレンジ色のクルマに青はないよ!』というご意見も多数受けているので、キャリパー加工をする際に検討しますね。(^^;

装着後のフィーリングとしては、4POT化による過度なフィーリング悪化(カックンブレーキ)は皆無で、純正と同様のブレーキタッチとなっている。StoptechのDrilled Slit Rotorとの組み合わせの影響か、強めに制動した際の”鳴き”は若干ながら発生しているが、これは”Racing”だと思えば何ら問題のない範囲だ。

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■Exterior

外装の樹脂パーツに関しては、ノーメンテナンスにも関わらず日焼けダメージ等もなかったのだが、新品パーツがメーカーから出るならば・・・と2年程前から段階的に交換を開始。フロントバンパー、フロントグリル、前後フェンダー、リヤバンパーロワーと外周全てを交換済み。

しかし、2年前の時点で唯一パーツが揃わなかったのが4分割されたサイドシル。日本では2003/2004年モデル共に4ピースを揃えた状態で購入することは出来ない。「でも本国にはあるでしょ」っと、コンテナ相乗り便でお馴染みのBlue LabelのKizu-sanに相談してみると『はいったよー』っと即効で入荷。もはや共販並みののスムーズさである。

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このサイドシル、2003と2004で微妙に形状が異なるのだが、年式詐欺をしたくないという単純な理由と2003年式の方が形状が好みなので年式相応のものにした。これで外周の樹脂パーツは全て新品。

正直にいうと、「このパーツは無い。あのパーツはあそこなら在る。」といった情報は一部のギークの買い占めを誘発しかねないので、あまり発信したい情報ではないのだが、節度あるElement Lifeを皆さん楽しみましょう。※因みに、先日リヤ脚が折れたTani-san情報によると、リヤのロアアームは日本国内ではディスコンで部品は出ません。それ以外にも動力伝達部分で出ないパーツは多数あります。

ノウハウが無い人だと、軽度な物損事故で即廃車ということになりかねないのだ。パーツが出ないけどどうしても乗りたいという人は、ちょっとだけなら相談にのりますよ(笑)

で、これだけで終わらないのがトーキョーニュルスペック。純正オプションのひとつSkid Plateだ。Skid Plateとは名ばかりでただの樹脂パーツなので、若干だが日焼けによる退色が見られた。これもBlue Labelに修繕作業を依頼。ナンバーステーの穴埋めと、純正よりも若干明るめの「ちょっとだけ主張ペイント」を行った。このハイライト感は結果として大正解。ちょっとだけ新しいクルマ感を訴求できてたのではないかと思う。

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「クルマは置き物じゃねーんだ精神!」の影響は大きく、頻繁にDirt走行をすると避けられないのがリヤタイヤ側サイドシル飛び石傷。これまで装着していたサイドシルをカットして、Dirt走行時用のDirt Protection CanardをFreee’s Auto & Customsにて製作。FACのDEN-chanも「このエアロ!チリばっちりすね!(ホンダ純正にホンダ純正を被せているのだから当たり前だ)」と爆笑しながら作業が進んだ。

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ただ、このままだと工作感が強いので、Matte BlackのRubber Paintで塗装してみた。この塗料は樹脂っぽさを出すにも最適だね。自家塗装の割りにはキレイでしょ。この、Dirt Protection Canardは普段乗りのStreetでは装着しないが、Dirt走行会のときにボルトオンで装着できる仕組みだ。

Elementって雨天時の右左折でフロントタイヤが巻き上げる雨水がサイドガラスからも見えるくらい跳ね上げるので、かなり効果を発揮している。純正オプションの泥除けをつけても大差が無いということは先人達が実証している・・・

作業時間的に時間切れとなったが、Engine Down/Member Down/Differential Down Kitを輸入している。RearのToe Angle補正のCollarのみ装着することにした。その他のDown Kitは多くのDrive Trainに影響を及ぼす為、有識者の意見を参考にして様子見とすることにした。

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フロントサスペンションのリバンプ側のストローク量確保の為にSwift SpringのHelper Springを追加している。仕上げにいつものMotul x Mugenのオイル交換を行い全行程完了。

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■Interior

AlpineのX-160Cをインストール。これまで”Alpine愛”があったわけではないのだが、2019年に日本全土を襲った台風19号でAlpine福島工場が被災したということもあり、ちょっとだけ応援の気持ちをこめている。自分の使い方が荒いので、Speeker Unitが露出するタイプではなく、純正のSpeeker Coverの下にきっちり収まるサイズ選んだ。

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更にaudio technicaのデッドニングキットの施工も行った。純正スピーカーの出来も悪いモノでなかった為、劇的に車内音楽環境が変わったとは言いがたいが、僅かながら音質の向上が見られた。

■Drive Recorder & Digital Inner Mirror

ルームミラーに被せるタイプではなく、純正感を維持する為にステーそのものを物理的に差し替えるタイプでトップグレードのモノを選んだ。配線類もミラーのアームとステーの内部を貫通するタイプなので、社外品感は皆無だ。しかし、Elementのルームミラーの規格は一筋縄とはいかず、FACにてワンオフのプレートを製作してもらいインストールし。

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前後同時録画可能なカメラはHDRを重視した為、日中の明暗だけでなく夜間の視認性も高い。運転時は常に偏向レンズのEyewearを装着しているが、それも全く問題はない。映し出される映像は上下にスクロールすることも可能だ。

しかし、肝心のバックミラーとしての機能は今一歩と言える。Drive Recorederとしての機能を優先しているため、映し出される映像がワイド過ぎて画面中央に映る遠いものが必要以上に遠く、近いものが必要以上に近すぎるという悪循環を抱えている。覆面PCを認識するのはほぼ不可能といっても過言ではない。

但し、モニター機能をOFFにすれば鏡としての機能は生きているので、昼間はもっぱら物理的な鏡を使用している。しかし、そのミラー自体は防眩ミラーの裏面反射時の状態に近しくかなり暗い。夜間の使用はかなり厳しい。結果的に夜の高速で覆面PCにおびえることになる。

更に一番致命的なのが30pというフレームレートだ。人間の目が捉える現実の世界が無限フレームレートだとすると、Digital Inner Mirrorの世界が30pというのは運転していてかなり違和感を感じる。「鏡の世界だけ流れる時間が遅い!」という感じでね。これをラグと表現するブロガーが多いが単にフレームレートが60pでないだけだ。

世の中には60pのフレームレートを維持した社外Digital Inner Mirrorというものはほぼ存在していないが、LED信号機の状態を明確に記録をするというDrive Recorderを兼用する限りは60pを採用するのはほぼ不可能なのではないかと思われる。(東日本/西日本の全エリアをカバーするという意味で)

※Rear CameraにDrive Recorderを兼用していないタイプであれば一部の純正メーカーが60pを採用している。

まだまだ発展途上のジャンルではあるので、興味本位で変えてみたいなと思っている方は、まだ「待ち」なジャンルのアイテムだと助言しておく。そして信頼性も低い。

デメリットばかり列挙したが、最後に最大のメリットを上げるとするならば、リヤラゲッジに荷物を満載していても後方視界を確保できるということだ。

※リヤカメラの設置はハイマウントストップランプのユニットの中身を抜いてインストールしている。ハイマウントストップランプは以前から作動させていないのだ。しかし、この方法は年式によっては車検に通らなくなるので注意が必要だ。

■Bonus Images

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