PHOTO & TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR)
One’s Only Rival Is One’s Own Potentialities // Attack Tsukuba 2020
■Chapter.01
戦うクルマは美しい。冬場の凍えるような澄み切った空気がそうさせるのか、タイムアタックシーズンにおけるFinal Fightともいえる闘いの場となるのがAttack筑波。
■Chapter.02
Hoosier旋風再び。
昨年のAtackにWill(Vibrant Civic)が持ち込んだHoosier Tire。そのタイヤで叩き出した筑波FF最速のレコードタイムの衝撃がいかに大きかったのかを物語る出来事が起きた。
近年の日本のAttack勢はWTACのOfficial PartnerのYokohama Tireをチョイスしてきたのだが・・・
あんなタイヤずるい!
↓
じゃあ履けばいいじゃん
↓
履きましょう履きましょう・・・
といった流れがあったが定かではないが、今期はFire Andoを始め、上位勢の多くがHoosire Tireをチョイスした。
Hoosier Japanとしても、発熱の早い筑波スペシャルのコンパウンドを新規に開発。ウォームアップ時間の無いヒルクライム競技向けのタイヤをベースに、更にソフトコンパウンドのH7を開発し記録更新に貢献した。
■Chapter.03
ASLAN x Temple Racing x Five Mart
Attackにおいて欠かせぬ存在の関西圏のホンダチューナー。大阪環状カルチャーをルーツとするも、独自の進化を遂げHonda Tuningの世界の幅を広げている。
今回はバックストレートに強烈な向かい風が襲来した影響で、大柄なエアロキットが足枷となり記録更新とはならなかった。午後の強風はとにかく強烈で、Panning撮影中にカラダの軸がズレるくらいのものだった。
今年は孤軍奮闘となった海外勢のDC2のKennethは、ワイドボディー化を果たし見事”分ギリ”を達成。
■Chapter.04
走る主催者 RGNのAoki-san。レコードラインの一部にまだハーフウェットのセクションも残る状態で56秒台を叩き出す。慎重になるに他車を尻目に、数年ぶりのエントラントとしてのAttackへのカムバックを純粋に楽しんでいるようだった。
※詳細を網羅したFull CoverageはFront Street MediaのKyleがポストしてくれるはずなので、しばしお待ちを。
■Attack Tsukuba 2020 Result
■Bonus Images ( Full Album → Flickr )
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