PHOTO & TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR)
CHOP STICKS CAR CLUB PRESENTS 20th Annual HOT ROD RAZZLE DAZZLE at Honmoku Hilltop Park
■Chapter.01
2001年の第1回開催から遂に20回目となった、CHOP STICKS CAR CLUB PRESENTS HOT ROD RAZZLE DAZZLE。記念すべき第1回のEvent CoverageをMooneyes Official Siteで発掘した。
Kalifornialook Kruise Niteにそのフィロソフィーを受け継ぎ、一定の役割を終えたHot Rod Niteなき今、MooneyesがHostする唯一のStreet Car Meet&Showだ。
「マナー、モラルを守れる大人のイベント、真のHot Rodder & Kustom Kemper のミーティング 」
この一文にどれだけの効果があるのか定かではないが、本牧の住宅地のど真ん中にも関わらず大きなトラブルも無く開催を続けられるのは、日本のHot Rod Cultureを育てたMooneyesの偉大なる功績の賜物だろう。
■Chapter.02
正直にいうと、私はクラシックというものが苦手だ。それは白黒映画をグロテスクに感じたり、クラシックオーケストラ音楽に恐怖を感じたりするものに近しいものあがある。当然、ある一定の年数を超えたクラシックカーも苦手である。
その己の思い込みをブレイクスルーさせられた1台がヒッソリととまっていた。
FordでもChevroletでもChryslerでもないこのクルマはなんなんだ・・・アメリカの自動車らしからぬセクシーなデザイン。
帰宅して調べてみると、1953年式のStudebaker Commander Starlinerだった。そう、子供の頃”スチュードベェーカァー”(あえてねこの書き方ね。汗)という文字の響きは聞いたことがあっても、このクルマがまさに”スチュードベェーカァー”だったのか!というクルマ好き生涯における知識の泉が広がった喜びを感じることが出来た。
当時このクルマが世の中に与えた影響は大きく、ヨーロッパの自動車デザインに対しても先に出たデザイン性を誇ったようだ。
しかも、このオーナーは塗装の状態含めPerfectな文字通りMint Conditionを維持している。とにかく素敵であるのだ。
■Bonus Images