MOONEYES – 22nd Annual ALL ODDS Nationals At Toyosu Fish Market

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Photo & Text : Hiro Murata (TOKYONUR)

Special Thanks : Freee’s Auto & Customs / Blue Label Auto Engineering / Pro Eagle Japan

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東京オリンピックの影響で急速に開発が進む東京ベイリア。多くカーイベントが開催場所を失い中止に追い込まれるなか、国産車をフィーチャーするALL ODDS Nationalsは史上初の豊洲市場での開催にこぎつけた。
何事もハツモノが好きなTokyonurとしては、お馴染みのヨンエイジイクラブとエントリー。初めてのロケーション、初めて見るクルマと背景。そして、豊洲市場でのゴハン。タノシミタノシミ。
AriakeでKalifornialookのKanda-san御一行をピックアップして会場入り。

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我々は開場ギリギリの時間での入場となったため、背景は壁(汗)という東京ベイエリアを感じるとは言い難い展示場所となったが、終始炎天下の当日の気象状況を考慮すれば、日陰スポットとしては正解だったかもれない。
ヨンエイジイクラブは、Taku-sanは”エモい現行クラウン”のホイールを履かせるクラウンワゴン、Old Wheel界におけるMad ScientistのAkutsu-sanがクラウンバン、G-manは335BodyでボンネットをリペイントしたばかりのY30ワゴン、Mitsumori-sanは70を修理したい欲を抑えつつブリハイサーフ、Matsumoto-sanの真っ赤なブリハイサーフはソフトトップ仕様、Major Force Ueno-sanはお馴染みの快適街乗り仕様の2ドアレビンでそれぞれエントリー。

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事前に会場となる場所は目にしてはいたが、いざクルマが並ぶと狭さを感じるが、カーイベントとして初開催するまでにこぎ着けてくれた主催者には感謝しないといけない。

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■Tokyonur Element
2005年に新車で購入し、2008年にオールペンしてからというものの、ほぼ現在の姿のまま大きなモディファイも加えずに日常のアシとして乗っていたわけだが、2017年にStreet Car Nationals(SCN)にエントリーをしたのをきっかけとして、その後のTruck Masters/FEAにもエントリーを果たし、台場/Mooneyesのイベントには定期的にエントリーするようになった。
カーショーと言っても、間口の広いイベントなのでカージャンルも様々で、新たなヒトやカルチャーに触れる事も少なくない。
そういった出会いから自然と学んでいく「改造する」という以前の「クルマをキレイな状態にしておく」という事に気づかされる。今回はマフラーのクリーンアップを行った。Elementのマフラーは「ほぼ丸出し」のデザインの関係で錆が目立つ持病ともいえる部分だ。

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Elementはサイドビューからマフラーが丸見えとなる為、マフラーカッターを被せるといった中途半端な作業は許されない。かといって社外マフラーを装着して、日常生活を騒音と共に過ごすのは耐え難い。
そこでお馴染みのFreee’s Auto & CustomsのDEN-Styleに相談し、「ほぼほぼ純正マフラーと同じデザインで、音量も変えたくない!」というリクエストのもと、出口のみをワンオフで製作した。サイドビューから丸見えとなる為、溶接個所も可能な限り目立たないようにデザインされた。

 

今年のSCNの際に交換していたフロントバンパー、フロントフェンダーに続き、リヤフェンダーも新品に交換。

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また数年放置していた左テールレンズ内のクリアパーツの脱落も、新品のテールレンズを交換する事で解決した。長年Mud Terrainを履いていると振動で落ちやすいのかもしれない。更にエンジンオイルもMugen x Motulのダブルネームにオイルに交換しより快適に。

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今回のALL ODDS Nationalsに向けた新たに要素としては、Pro Eagleの2Ton Big Wheel Jack “THE BEAST”を導入した。これはBAJA1000のエントラントご用達のレーシングスペックのジャッキだ。車高の高いTrophy TruckやPre Runnerのジャッキアップ時間を短縮する為にそのエクステンションが付属してる。また砂地での安定性と移動性を向上する為に大型のホイールと滑らかなベアリングを装備している。

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デイリーのアシとしてDodge Nitroに乗るMajor Force Ueno-sanも、「もう車高の高いクルマのジャッキアップは面倒だから普段はフォークリフトで上げてるけどコレはイイね!」と注目された。

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更なる重量級車両に向けた3 Ton仕様もラインナップされるが、殆どの市販車であれば2 Tonで十分との事だ。日本では、Blue Label Auto Engineeringがメンテナンスパーツ含め販売を行っているい。

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■ちょっと東京ベイエリアのお勉強

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東京ベイエリアは『再開発計画の度に空き地が発生する』というジンクスを抱えている。それは1996に開催予定だった世界都市博覧会の中止を一端に、都が借地権を提供した影響でお台場という地に多くの商業施設を誕生させた一方で、未開発の公園や地下駐車場、そしてD1GPでお馴染みのNOP(No Operation)エリアという臨時駐車場兼空き地も多く残された。
日本の伝統的な築地市場の閉場と共に始動した豊洲市場にもそのジンクスは訪れ、『千客万来エリア』として豊洲市場の敷地内に未開発のまま残された。そう、それが今回のALL ODDS Nationalsの開催地となったわけだ。
2015年には、大手寿司チェーンの”すしざんまい”がスパ施設を併設したアミューズメント施設を建設する計画があったが、東京都が近隣の大江戸温泉物語の借地権を水面下で延長したことで、すしざんまいが計画から離脱。その後、万葉倶楽部がスパと食の施設を建設する為に参入するも、これまた東京都が万葉倶楽部に無告知で築地に食のテーマパークを建設する計画したことで万葉倶楽部が計画から撤退若しくは着工延期を通告。
千客万来エリアに通ずる導線と信号の制御も悪く、市場関係者からも渋滞に関する反発が強く、観光施設を建設する事が困難なエリアとなってしまった。
またカーイベントをするにしても積載車でにの搬入は困難であり、なによりも敷地が狭すぎる。定期的にマルシェを開催しているようだが、一般駐車場が皆無の陸の孤島だけにその客足は寂しいものだろう。急速に開発が進む一方でAfter 2020の東京ベイエリアの姿も気になるところだ。

 

■Bonus Images

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