PHOTO & WORD : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)
■Introduction
そのクルマは常にRacing Mind
雰囲気やLookで、この車高にしただけではマトモに走ることはない。
Yosukeの”師匠”(Racing Garage Mita Project Yamaguchi-san)の教えであるRacingがなんたるかを深く理解したうえでのTechでありRealな Racing Build。
そんなIntroductionも重要ではあるが、TokyonurとYosukeのFD2においては、もっと深い処にある関係性が非常に重要な要素を占めている。
この2件のCoverageをご覧いただくのが良いかもしれない
・Celebrating 10th Anniversary // Attack Tsukuba 2023 – Chapter.03
・California Osaka Tochigi… // FD2 Night Meet at DP
それらを読まないヒトに向けて要約すると・・・
Attack Tsukuba 2023のPaddockで衝撃を受けた、到底まともに走るとは思えない”低すぎるFD2″の姿。
しかし、いざ走行を見れば全くもって無駄のない理にかなった走りと、1’01.254(当時)というRecord。それは、Racing Garage Mita ProjectのTentとDecaleが多くを語らずも示す、Racing TechnologyのFeedbackしたMachine Buildだということを即座に理解。
さらにRacing Garage Mita ProjectとTokyonurの双方が意図しない、Ultra Long Passともいえる、超長期的な関係性の合致も後日発覚する。
それは、若かりしTokyonurが2013年に観客として訪れたFSW Super TECで見かけ、必死に写真に収めたFD2。いまとなっては、Throwbackするのすらこっ恥ずかしい機材&Skillが若々しいPhotoなので、あえてココでは貼らないが、YosukeはTokyonurと出会う前からその写真を見たことがあったというから驚かされた。
FD2という車種と必然として出会ったMita Projectを愛する者。そんなご縁があればTokyonurの思い入れも入りますよっと・・・
■Chapter.01
Attack 2023の撮影後に関係性を深めたTokyonurはYosukeのFD2のFeature CoverageのPostを検討するも、2024年はMachine Buildの年と割り切り、2025 Specとして仕上がってからFeatureして欲しいという思いを感じ取り、YosukeのMachine Buildを待ちわびていたわけだ。
Yosukeから完成の知らせが入った2024年末。Motegi Shake Downも本来であれば帯同する予定だったが、突発的なKYU-YOが入りがちなTokyonurの都合でPhotoshootingをCancel。
2025に年明けるも、度重なるPhotoshooting Delayを挟みつつ、Shin Doya-kun OrganizeのTrack Dayと奇跡的に僅かな取材時間を捻出することがかなった。(但しTC2000に辿り着いたのは走行終了後のため、美しい走行写真は今後Sean-PaisenのNDFやShuBoxIncでFeatureされることを願う)
■Chapter.02
2025 SpecにおけるTopicは、EngineをK20AからK24A Mita Project SPLにUpdate。それに伴うECU Re SettingはARVOU Shibata-sanの手によるもの。
BodyworkはDoor&Roof PanelのCarbon Replace / Spot Welding / Wire HarnessのArrange。そして、黄ばんだ白の異名をもつChampionship Whiteから、キレのよいCarrara White(Porsche)にAll Paint。
そして2025 SpecへのUpdateで驚くべき要素がある。Exterior Pait&Carbon Parts以外のBody Makeは、Yosuke自身が施したということだ。
Mita ProjectのRacing Buildの教えを元に、2200箇所に及ぶスポット増し。更にFront Fender内に追加補強とFront Door開口部にはSide Barを溶接。仕上げにLight Gray Painted。
ただのドンガラではない、Racing Specの補強有りで982kgという強烈なUltra Light Weightを実現している。
Mita ProjectへのRespectが感じられる、WedsSport TC105Nに組み込まれるTireは、Yokohama A050。
2025 Specへ大幅の進化を遂げたYosukeのFD2だが、Attack2025を控えたShake Downでは、”クルマが速すぎてDriverのSkillが適応できない”という、強烈なFirst Impressionであった。
しかし、約1年間というブランクはあるものの、手に負えない程のUpdateを遂げたFD2に対して徐々にAdjustしていくYosukeは、ZENNRA-Track Dayで遂にNA FD2におけるTC2000 最速Record 59.568を叩き出した。しかし、Yosukeは2025 Specの余力を感じており、更なるRecord短縮は確実視されていると言っても過言ではない。
文字通り”究極のFD2″としてBuildされたYosukeのFD2が、Attack Tsukuba 2025で叩き出すTimeに注目だ。
■Specification
・Engine
K24A Mita Project SPL / FD2 Head / Toda Racing A2 Camshaft / Toda Racing Piston Conrod /
Toda Racing 0.6mm Gasket / ARP Head Stud Bolt / Garage Tomita Exhaust Pipe / ECU Settinged by Arvou
・Body – Exterior – Interior
Spot Welding(2200 points over) / Front Fender Reinforced Plate / Front Door Side Bar / Carbon Fiver Door & Carbon Roof(CF Lab)
Front Bumper Smoothing / Feel’s Half Spoiler / Feel’s Front Grill / Yosuke SPL Underpanel+CF Lab Upsweep / Esprit Side Mirror / Esprit Dry Carbon Hood / Max Racing Side Step / Yosuke SPL Rear Diffuser / SARD 020 GT Wing / RECARO Pro Racer SP-G
・Drivetrain
Tein Specialized Damper (Type N1) Mita Project SPL / Front Spring:Tein 5inch 16k / Rear Spring:Bestex 4inch 24k / Tein Pilo Rear Spring Seat / Front Bush:Zerofighter
・Tire
Yokohama A050 / WedsSport TC105N







































































