PHOTO & TEXT : HIRO MURATA (TOKYONUR)
#StayHome Tokyonur Desktop Garage // Hot Wheels – Tomica – Green Light – Johnny Lightning
■Chapter.01
概ね1:64 Scaleで統一されたミニカーが集結。日欧米のミニカーメーカーの垣根を越えたセレクトでTokyonurの世界観を再現してみようという試みだ。COVID-19の影響で外に出られないからか・・・っと思われがちな企画だが、実は昨年末から細々と収集を開始していた。これは決して思い付きの企画ではないのだ。
■Chapter.02
・Tomica
私をはじめ、日本のクルマ好きにはお馴染みのTomica。あのUn Coolなホイールにガッカリした思い出。これは皆共通して感じていたことだろう。(笑)
昨今ではワンランク、いや2ランク上のモデリング精度を誇る”Tomica Limited Vintage Series”が一部のオトナにウケている。さらにそれらをカスタムし、週イチ程度のペースでYahoo Auctionに出品する、Tomica Creatorも存在する。ロンシャンを履かせたGX81といったツボを得た作品のオンパレードだ。
・Hot Wheels
カーカルチャーとの積極的なコラボレーションと旧車カルチャーへの強い愛情がさえわたるHot Wheels。このブランドにとって大きな変化をもたらした、KAIDO★HOUSE(Jun Imai氏)の影響は計り知れない。ちょっとヤンチャなカーカルチャーを匂わせる車種セレクトで、オトナのクルマ好き達をHot Wheelsの世界に引き込んだのだ。一方で、クルマ好きには敬遠されがちな”謎車”と呼ばれる架空のミニカーはキッズ達には大人気なのだ。
・Matchbox
紆余曲折があり、現在はHot WheelsのMattelブランドの一員となるも、実は老舗なMatchbox。大手でありながら、時折みせる謎の尖った車種セレクトはもはや誰も理解が出来ない。Daihatsu OEM時代のSubaru Sumberが真骨頂だ。実はHonda Elementも過去に販売していた。
・Johnny Lightning
幾度となくブランドの消滅繰り返してきたのがJohnny Lightning。基本的にAuto Parrtsブランドや映画とのコラボレーションが多い。モデリングクオリティーとしては高い方だ。
・Greenlight
この4社の中でも最も歴史が新しいGreenlightは、Tunning Carだけでなく、Hitch&Tow SerisesといったNeighborhood的なRealisticな働くクルマのカバー率が異常に高い。そして、最もモデリング精度とデフォルメスキルが高いメーカーだ。
1953年:Matchbox
1968年:Hot Wheels
1969年:Johnny Lightning
1970年:Tomica
2002年:Greenlight
■Chapter.03
前述が長くなったが、何故Tokyonurでミニカーの世界を取り上げたのか・・・ということ。
実車撮影を重ねていくいちに、Realとミニカーでクロスオーバーする世界感を感じ始めていたからだ。それだけミニカーメーカーは世の中のトレンドに敏感で、絶対的なメインストリームのシーンをカバーしつつも、尖った趣向を持つ一部の担当者がDeepなCar Cultureを我々に提供してくれているということだろう。
そして今回の企画は、当初の予定ではスタジオでの撮影を想定していたのだが、昨今の外出自粛の影響もあり、自室での手狭な撮影につきディティールに関してのツッコミは甘目でお願いしたい。
■KAIDO★HOUSE x YOKOHAMA TIRE SHOP
■illest x RWB
■TRUST GReddy
■NISSAN HERITAGE COLLECTION
■Spoon Type One x OTAMA LLC
TokyonurのElementを実車同様にカスタムしてくれるミニカー職人いないかな?(^-^;
■Mad Mike Garage
■The Check Shop
■Dirt Dependence Party (Blue Label Auto Engineering的な・・・)
いかがでしょうか。これまで実車で撮影してきたチューナー、ギャラリーの世界観を1:64 Scaleで表現出来たのではないだろうか?
※4月に発売が予定されていた、HKS USAのFK8も交えてHKS編も撮影予定だったが間に合わず・・・
この企画が好評であれば、第2弾、第3段と撮影環境を整えて続けていこうと思うので、1:64 Scale仲間の皆さん。Stay Homeの期間が終わったら一緒に遊びましょう!
#ミニカーを箱から開けても良いじゃない
■Bonus Images