2017-03-182017-03-18tokyonurLeave a Comment on Old & New – AP Garage // Encounter a Brand New Porsche – idlers 2017 Rd.1 Tsukuba Circuit Old & New – AP Garage // Encounter a Brand New Porsche – idlers 2017 Rd.1 Tsukuba Circuit 新たな物事が動き出すとき、新しい風が吹き込むとき、なにか連鎖反応的にいたる処で場所で様々なヒトが動き出すケミストリーが発生する。 SEMA 2016では大いに話題を振りまいたOld & New。 そして東京オートサロン2017で本家とも言えるOld & Newの手で製作された997が日本初お披露目。直後のオートメッセでは、AP Garageの手により996ターボをベースとした日本第2号機が矢継ぎ早に完成。 水冷ポルシェのワイドボディはかなり特殊なアンタッチャブルな領域なのか、ランボ、GT-R、フェラーリと着々とその数を増殖させ続けるLiberty Walkですら997は前述の車種軍と比較すると影が薄い。 まさにチャレンジングなジャンルではあるが、そこをブレイクスルーする価値は大いにあると思う。 そしてエクストリームなポルシェの聖域とも言えるidlersへ参戦。 早朝の筑波サーキットに到着すると、そこにはidlers常連の猛者達の車列に混ざる「東京オートサロン/オートメッセのクルマ」そんな異質な空気すら感じたのも事実。 観客からも「わ!これ本当にオートサロンのままだよ!」という声も聞こえた。(インテークとか色々違うんですけどね) しかし、いざレースが始まればその不安は稀有となった。 結果から言ってしまえば9 Cup2クラスでワンツーフィニッシュ。 これはidlersならではの素晴らしいクラス別けのシステムの恩恵もあるけれど、向かい風の強かったOld & Newにとっては値千金の栄光になったはず。 SEMA 2016直後に発行された雑誌モータヘッドやinstagramで手厳しいながらも忠実なコメントをされたCheckshopの大塚さん。 「ポルシェのココをどうしたらあそこがこーなる」 そこまで先読み出来てしまう巨匠ならでは指摘ではあり、現にその問題を解決しとうとしていたタイミングでもあった。 今回の決勝レース後、パドックに戻ってきたOld & Newの2台を見て「ダイジョブだった!?」と笑顔で話しかける大塚さん。 大塚さんのFBのコメント「置物は1日で完成するけど、走るクルマは4年たっても全然終わらない」実にシビレル。いや染みる。 誰もやっていない事に若い人が挑戦し、それを証明しようと無我夢中に改善を続ける。 日本は本当に出る杭が打たれまくる国ではあるけれど(そのくせ海外で評価された日本の文化は大好き)、その情熱を絶やさずに、絶やさせないように小さな支援ですが自分は自分なりのスタイルでOld & Newを応援し続けたいと思います。 いやーでも本当に資金さえ許されるならば、いつかポルシェを所有したくなった、そんなidlers開幕戦でした。(だってカッコいいじゃない?走って良し、見た目も異端、そんなクルマに乗るカメラマンが居たら) 見た目はあまり好きではないけど、996なら意外と安いんですよ?中古相場。ティプトロが多いけど(笑) Share this:TwitterFacebookLike this:Like Loading... Related