VIDEO,PHOTO & TEXT : Hiro Murata (TOKYONUR / Hiro Murata)
“2024 Kday!! Chapter.12 at Sportsland SUGO”
■Chapter.01
今年のKday!! Side Marker Midnight Journeyは、例年通りのお馴染みのTochigiのHonda FanaticのL.A麺部とLowered 2 Perfection(L2P)に加え、Big Eventとしては今回が初お披露のK-Swap Insightの緊張高まるShakedown走行となった。
■Chapter.02
過去のCoverageをご覧になっているかたには理解されていることだが、実はそこまで「USDMだからカッコイイ」という価値観を持ち合わせていない。USDMの濃度よりも「単純に現地の人間が見ても、日本人が見てもカッコイイ」という感度によるSelectだ。
そういった意味では、今年のKdayは実に素晴らしいクルマが集まり、それらが単独ではなく塊として群をなす光景はCultureとしてUSを感じさせられた。
Battle Machine Categoryでは最大勢力のHondaで言えば、ここ10年はFA系を端にしたFD2 Conversionや、ButtonwillowあたりのGrassRootsみを感じるTSX/CL7系が重宝され、北米でのアソビクルマとして浸透している文化そのものを、日本でも感じさせる。
ADVAN RGを履くCL7は、昨年Weds TC005を履いていた個体だ。
Battlelexusの隣に並ぶKohlenstoffのLip Spoilerを装着したMk6は、Hokkaidoからの遠征組とのこと。AGIO系販売StyleのForged Wheelっぽいなと思ったら、本当にAGIOとのこと。The Check Shopが制作したCR-V Black Edition Conceptに装着されていたBeadlock付きのMugen M7 Homage Wheelと同様のDesignを感じさせる。
■Chapter.03
type_k一派のみなさま
type_msのBrand New FL5との並びが素敵な、Gen11とGen10 Modern Civic。
共にTokyo Territoryでありながら、ほぼSendaiでしか遭遇したことがない、type_wのSC。
実はFreee’sとの関係性も深いtype_nは、Mechanic兼製作者としてK-sightに帯同したDEN-Styleとの再会のひと時を楽しんだ。
L2Pの若手と”長”のFA & FD2 RR。
King of 動態管理 Technica PerfectionなFukuda-sanのEG。
Bronze MF10 CombinationなTuke-tanとKohei-sanのDC2。
爽やかなSportswearのようなIkeda-sanのDC2。
L.A. 麺部 & TokyonurとFreees Auto&Customsの愉快な仲間達御一行
TokorozawaのCar Security & Audio ProshopのAdapterのNakamura-sanがパリッと仕立てた、US ENKEIというSelectがNiceなDA Accord。
無事に初のLong DistanceなShakedownを達成した、Takayama-kunのK-sight。Exteriorは特段USDMに迎合しているわけではないが、「アッチのアソビかた」を感じさせるModifyに、多くのSpectatorの注目を集めた。
毎年話術が興味深い、uskichi-sanのAccord Coupe。
毎年有難いお話が聞けるL.A. 麺部のレジェンドのLegend。
“FKのヒト”ではなく、ACTYのヒトのイメージが強めになりつつあるMozu-kuのFK7。
USDMのElementが何か?を知らない層にも人気のある、Yoshida-sanのSCはWork Gnosis→純リムと入れ替えたのち、今年はWork GnosisでEntry。
Element Tokyonur Specの年次改良の内容は後述するとして、今年は展示AreaがEndだったため、”ExteriorはWrapではなくてPaintでInnerがWrapなんだぜ”という強いAppealのもと開放展示。
記載漏れもあるが、List化すると伝わらないUSDM Partsが結構多かったりする。車両Conditionを美しく保つためだったり、動力機構部品の調達上の事由によるUSDM化が自然と多くなるクルマではある。
その一例としては、国内DiscontinuedなAir Flow PipeはUS Orderするわけだが、これまでに2回は形状が変更され、一筋縄で装着が出来ない。毎回センサー類の取り回しや径が異なる面倒臭い作業は、お馴染みのFreee’s Auto & Customsでの施工。
出来心でMY2007 Grillへ変更したが、07完全再現ではないため期間限定のStyle。
Too much USDM Occult Joke Itemとして、BELLのDeer Warningも装着。
“最近のカー用品はヨドバシカメラで調達する”StyleのAlpine一式は、クセツヨ代車なV8 H3でお馴染みの?MSY TradingにてInstall。(Project μのBrake padもヨドバシカメラで購入している・・・)
FlagshipのOld SchoolなFull Media XF11NX2には、Globe Box内にHDMI Socketと電源供給用にCigar Socketを増設し、Amazon Fire TV Stickを装備。
carrozzeriaのScouter Unit撤去に連動して、本国/国内共にDiscontinuedだったため、日本には存在しないUS MY2011のGray InteriorのSun Visorを装着。USDM Itemだが、実はMade in Japanだったりするものを、Blue Label Auto Engineeringにて輸入。
AlpineのDigital Inner Mirrorに関しては、1個たりとも評価出来る要素が無い出来の悪さに、取り付け翌日には5年落ちのMAXWIN(こっちの方が社外感が無い)に戻す手配をしたレベルなので、AlpineのInner Mirrorを購入しようとしている人は、一度は必ず識者に相談した方が良い。
■Chapter.04
今年は興味を惹かれた車両が例年以上に多くRandomにPickupしていこうと思う。
OwnerがCalifornia Plateが装着しているのに、敢えて異なる表現をすべきではないとは思うが、IllinoisかVancouverあたりのDrift GuyがDairly Drive用にサラリとModifyした爽やかさと拘りがMIXされた雰囲気すら漂うE91 Touring。勝手にStoryを付けたしたが、現地では実際に冬季の気候的にX Driveの個体が重宝されていたりする。
全国津々浦々でお馴染みのBATTLELEXUSの周囲では、常に人だかりが・・・
Rare ShitなBlue Decalが貼られたChromeなSW388・・・見た瞬間に思わずヤラレタ・・・と思った。
実は、15inchに6.5Jが追加されたときに、ElementのStudless用としてPre RunnerのようなギラついたPolishかChrome LookのSW388を買い増ししようかと思っていただけに・・・やっちゃう?
ISのAltezza LookとGitaのSports Cross Look。左が右で、右が左という、”東が西武で西 東武”ばりに脳が混乱をきたす。
SedanのJoyfullがMugenに溢れ出るIntegra SJ。
今年のkdayで見たかった1台。SAGAMI/ATSUGI Territory的には”ドゥヴィック”なのだが、USDMもといCanadaご当地仕様のAcura EL Conversionに無限 Style。Single Wiperなのが、グッとくるものがある。
かつてTochigi US Honda CommunityのMeetに、Honda Car Share(Every Go)のClarityで乗り込もうかと手配寸前までしたことがあるぐらい、実はClarityが好きだったりする。そんなClarityが、まさかkdayに・・・
ShrekことKP OG-san絶賛のCleanなMetro Conversion。
トナラー背景も色々とクセツヨな、Pari Pari Hood StyleなEK Civicは今後が楽しみな1台。
HondaをやりつくしたEto-sanが、久々のEURO復帰。このRuby、どのような歩みを見せてくれるのか、誰にも予想がつかないが非常に楽しみな1台である。
「こんなに買うの!」とYamaz Store店主も驚いた、素敵なTシャツを4枚購入。
今年は好みのStyleの車両多く、盛沢山で色々と楽しいkdayでした。
■After Word
“何をもってUSDMなのかの表現方法は、人それぞれ”
という余白を残してくれているのがkdayの魅力と言えるあろう。
それは、前後サイドの灯火類をFull USDM化しなくても良いというRegulationだけでなく、”意図したJDM Look”でありながら、本国の文化的クルマアソビ要素を強烈に押し出すようなStyleで、USDM成分を補完する表現者の価値を高めている。
イベント数日前に久々に動かすような生活感が希薄なクルマではなく、Daily Driveも可能なConditionを維持したOwnerの愛があふれ出ている”Custom Car”の魅力を例年以上に感じる今年のkdayであった。
■Photo Gallery









































































































