Photo & Text : Hiro Murata (TOKYONUR)
It’s a beautiful day // Truck Masters FEA Final 2019 – Camp in Mt.Fuji
■Chapter.01
Truck Masters。あまりにも『そこにあるのが当然』という慣習のような存在でもありつつも、イベント名は目にするがその実態を知らない世代が出てきているのも事実。その歴史は古く1993年に横浜市上瀬谷通信受信基地で第1回が開催された。2002年以降は現在のような全国各地を巡業するスタイルのイベントとなる。
そして、遂に2019年には27thシーズンを迎え、イベント開催数は100回を突破した。
年1回開催というイベントスタイルの相違はあるが、1987年に第1回が開催されたMooneyesのStreet Car Nationalsですら2019年時点では31回だ。
MooneyesはHot Rodとオールジャンルな国民的車両をフィーチャーするイベントを開催し、Blue PanicはTruckをよりDeepにフィーチャーするイベントとして住みわけがされ、相互的に協力関係を築き上げ開催を続けてきた。
2020年に開催される東京オリンピックの建設計画の影響を受け、Truck Mastersはお台場NOP地区での開催を断念せざるをえなく、朝霧高原ふもとっぱらキャンプ場での開催となった。
私含め、開催発表を目にした多くのアウトドア寄りのカーガイは、「おいおい!あんな起伏とぬかるみの激しい場所に、宝石のようなShow Carを並べるなんて無理だろう!」という声をあげた。
Go Out Campにクレスタで乗り込んだIshiai-sanも「これはヤバイだろ!」っと警戒するも、ふもとっぱらのエリアのなかでも比較的地盤の固いエリアが選定された。
■Chapter.02
偶然絶後のブリハイリバイバルブームから、新たなチャプターを感じる事ができた。なんといっても、C1500とD21の復活だろう。目に留まっただけでも、其々10台以上ものエントラントが様々なスタイルを披露していた。
アンフィニッシュなものから、インドアショーコンディションものまで様々だ。
個人的に目についたのは、綺麗にスラムドされたガンメタリックのWD21 Pathfinder。とにかく全ての要素が最高。
■Chapter.03
そして今回のTruck Mastersで最も話題をかっさらったのは、Freee’s Auto & CustomsのDEN-chanのサニトラではないだろうか。
車両購入段階から頻繁にその製作過程を見てきただけに、カスタムカー雑誌の老舗でもあるCustomcar Magazineのアワードを受賞が決定した時は自分の事のように嬉しさを感じた。
受賞理由は、オリジナルフェンダーのラインを残したオーバーフェンダーに、走れる(ドリフト)クルマ、インテリアも手を入れているという点が評価された。
見た目はまだまだアンフィニッシュな状態ではありながら、大衆メディアの目に留まるということは、今後外装をビシッと決める事ができればとんでもない世界が待ち受けていそうだね。
CAPTION: Mack Trucks announced today that proceeds from the online auction of a customized Mack Anthem used by the Zac Brown Band during its 2018 Down the Rabbit Hole Live tour would benefit Camp Southern Ground. Founded by Zac Brown, the nonprofit camp serves children ages 7 to 17, providing them with activities that educate and challenge them in a campground environment. Mack made the announcement during the North American Commercial Vehicle (NACV) Show Oct. 28- 31 at the Georgia World Congress Center in Atlanta.
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